2003年
8月
2004年
トキドキ三面(2003年8月28日)

●収入ばかりじゃなかったアメリカ遠征
遠征中に右踵を負傷したルストゥ。バルサドクターは、アメリカの病院で精密検査を受けるように手配。そしてかかった費用は1295ドル。バルセロナで負傷していれば、その5分の1の費用ですんだはず。稼ぐために出かけたアメリカ遠征も思わぬ出費がかかるなぁ。

●そんな物もってたの?
今年のプレシーズンのバルサは遠征続きで移動が多かった。そのたびに荷物を飛行場で預けたり受け取ったり。そして案の定、アメリカ遠征から帰ってきたとき行方不明になって受け取れなかった荷物がでた。その荷物の持ち主はにテン・カテ第2コーチ。その今でもでてこない荷物とは、ゴルフのパット。あの忙しい遠征中、ゴルフをしていたわけ?

●とにかく節約
金がない、金がないのバルサ。先日のソシオ審議会、この審議会いつもならパラシオ・コングレッソスという会場を借りるのだが、節約第一がモットーと、ただで使えるパラウ・ブラウグラナ(バスケット場)で開催。年間シート席の値上げなどの審議をするのだから、そのくらいの節約はしてみせないとね。

●ロナルディーニョは欠かせません
毎年フットボールシーズン開始にあわせて、発売されるプレステ2用のフットボールゲーム「FIFA 2004 」、その選手のなかにロナルディーニョがデビュー。このほか、ユベントスのデル・ピエロ、アーセナルのアンリなども。発売は10月。

●日本で売れるのはベッカムだけじゃない
アルゼンチン産の「マラドーナ」の名の付いたワインが売りに出されるそうだ。それだけなら別にたいしたことはないが、これはマラドーナのサイン入りで1本900ユーロ。マラドーナはこのワイン会社と20年契約をしたそうで、こんな高いワインが売れるのか・・・という心配は少なくとも日本では無用。すでに80万本の予約がはいっているそうだ。

クイズ「私はダ〜レだ?」答え編(2003年8月27日)

下で出したクイズの、カピタンが答える「正解」です。

A−1 ウンズエ
A−2 エウセビオ
A−3 テン・カテ 

B−1 モッタ
B−2 オスカー・ロペス
B−3 マルケス
B−4 イニエスタ
B−5 チャビ
B−6 ジョルケラ

C−1 クアレスマ
C−2 ガブリ
C−3 コクー
C−4 ルイス・エンリケ
C−5 オーベルマース
C−6 ルイス・ガルシア

クイズ「私はダ〜レだ?」(2003年8月25日)

今シーズンのプレゼンテーションは、ガンペル杯の前に花火やイルミネーションを使って華やかに行われました。そしてなんと言っても一番人気はその時に流されたアニメーションでしょう。それはシネクラブ・チキートで上映中です。

そして、そこで、「私はダ〜レだ?」クイズ。そのアニメに出てくる選手たち、すぐに分かる選手もいますが、考えさせられ人もいます。下に、アニメから取り出した画像を3枚並べてあります。名前の書いていない計15人を当ててください。

画像A、B、Cのぞれぞれの番号順に選手名を答えてください。答は掲示板の方に書き込んでください。さて正解は?

画像A(↑)
ライカー監督、1−?、2−?、3−?

画像B(↑)
ロナルディーニョ、1−?、プジョー、2−?、3−?、サビオラ、4−?、ビクトール、5−?、6−?

画像C(↑)
1−?、レイジゲル、2−?、3−?、クルイベル、4−?、ビクトール、5−?、6−?、ルストゥ

ガンペル杯いろいろ(2003年8月21日)

ガンペル杯は1966年、当時会長で先日86歳で亡くなったアンリック・ジャウデ氏の手によって創設されました。目的は、新シーズンに向けてのバルサの選手たちを、ファンにお披露目すること、それも世界で有数のクラブを招待し試合を行うことによって。もうひとつはいつの時にも必ずある経済的な理由、クラブの金庫を潤すため。

その第1回ガンペル杯には、アンダーレヒト、ナンテス、コロニアの3チームを招待して4試合行われています。この4チームで準決勝決勝を戦う方式は1996年まで続けられました。ただしこの初回だけは準決勝を同じ日に行わず、2日に分けて戦っており、ガンペル杯唯一の3日間に渡っての戦いとなっています。またこの初回のみのがもう一つあります。それは8月ではなく、9月に開催されていることです。

この初回は、バルサが準決勝でアンダーレヒトを2−1で下し、決勝ではコロニアを3−2で破って、みごと第1回ガンペル杯を手にしています。またこのときの入場料は、トリブナがソシオは160〜200ペセタで一般は325〜400ペセタ、一番安い席はシオが55ペセタで一般は140ペセタでした。

それから38年、多くの加入選手がこのガンペル杯でデビューしていますが、今年の話題はなんといってもロナルディーニョ。彼は4人目の「R」で始まるブラジル人クラックですが、これまでの3人のガンペル杯成績を見てみると、なんといっても93年にデビューしたロマリオの活躍が目立ちます。彼は準決勝でハットトリックを決めています。96年デビューのロナルドは、プレー時間が短いせいもあってゴールは決めていません。続く97年デビューのリバルド、この年から1試合のみとなっているガンペル杯で後半出場し、ゴールは決めていませんが、2−2の引き分けのままPK戦となった時にPKをキッチリ決めました。

ゴール記録を見てみると、現在まで68試合戦われ、164ゴール、1試合平均2.4ゴール。得点王はアセンシとストイチコフ、そして現セクレタリオ・テクニコのチキの3人が、7ゴールで並びます。ハットトリックを決めているのは前出のロマリオの他、74年にマルシアル、92年にストイチコフ、95年にオスカーと4人。1試合での最多得点は、84年の準決勝での9−1。相手チームはなんと今回のお相手ボカ。さて、今回は何得点?

カタルーニャ杯(2003年8月19日)

例年とはちょっと違う時期に行われている今年のカナルーニャ杯。システムは同じで、勝ち上がってきた2チームに対し、バルサとエスパニョールがそれぞれ準決勝を戦う。準決勝、決勝の行われるスタジアムも例年と違い、3試合ともジローナで戦われることになる。本日組み合わせ抽選が行われた結果、対戦は次の通り。

準決勝 8月24日 ジローナFCスタジアム
 19:00 エスパニョール − テラッサ
 21:45 バルサ     − ジローナ

決勝  8月26日 21:45 ジローナFCスタジアム

遠征終わって、お疲れさま(2003年8月14日)

アメリカ大陸への遠征で3試合、シティー遠征で3試合、それぞれ長距離移動を含めての20日間近くのハードな日程を終え、バルセロナに帰ってきた選手たち。この6試合で一番の働き者は誰だったでしょうか。アメリカ遠征ではプジョーが全試合90分出場で文句なしの1位。しかし、トータルでは、最後のデリーシティー戦で前半息抜きをしたプジョーをぬいてレイジゲルが働き者ランキング1位に躍り出ています。ゴール数では、もちろんサビオラがどちらの遠征でも1位で計5ゴール。

●働け働け
         トータル    アメリカツアー   シティーツアー
レイジゲル     513分      243分      270分
プジョー      495分      270分      225分
オスカー・ロペス  468分      250分      218分
チャビ       463分      245分      218分
ジェラール     422分      242分      180分
オーベルマルス   378分      153分      225分
クアレスマ     376分      203分      173分
コクー       367分      160分      207分
ロナルディーニョ  335分      146分      189分
サビオラ      308分      146分      162分
アンデルソン    284分      147分      137分
ビクトール     251分      135分      116分
ルイス・エンリケ  210分      165分       45分
ルストゥ      180分       45分      135分
クルイベルト    173分       45分      128分
ジョルケーラ    154分      135分       19分
イニエスタ     140分       25分      115分
ダニ        124分      124分        0分
マルケス       97分        0分       97分
ロス         92分       33分       59分
ダビ・サンチェス   89分       37分       52分
ルイス・ガルシア   72分       72分        0分

●稼げ稼げ
         トータル    アメリカツアー   シティーツアー
サビオラ      5ゴール      2ゴール      3ゴール
ロナルディーニョ  2ゴール      1ゴール      1ゴール
オーベルマルス   1ゴール      1ゴール      0ゴール
クルイベルト    1ゴール      1ゴール      0ゴール
アンデルソン    1ゴール      0ゴール      1ゴール
マルケス      1ゴール      0ゴール      1ゴール
ジェラール     1ゴール      0ゴール      1ゴール

あっちにもスポンサー、
 こっちにもスポンサー
(2003年8月10日)

前回、バルサに複数のスポンサーがつく可能性について書きましたが、それでも実際に付くのは1つだけです。しかし、ユニフォームに付けられるスポンサーは1つとは限りません。昨シーズンは、アラベスがシャツの胸の部分の他に、パンツの後ろの部分にも別のスポンサー名を入れていました。今シーズンもすでに、ソシエダとエスパニョールが2つのスポンサーを付けることに決定しています。

それでは、ユニフォームにはいったいどれだけスポンサーを付けることができるのでしょうか。また、どこにでも勝手につけて良いものなのでしょうか。答は、基本的には6つのスポンサーをつけることができ、つけられる場所は決められています。まず、シャツは、一般的につけられる胸の部分の他、左右の袖、背中の選手名の上と下の部分、背番号の下の部分、そして襟にも付けられます。パンツは前面の左右の足の部分と、後ろのお尻の部分、で計10個所あります。このうち、右袖の位置には、スポンサーとはちょっと違いますが、LFPのロゴマークがすでに入れられていますし、今シーズンのバルサとエスパニョールは、左袖の位置に、2004年にバルセロナで開催されるフォーラムのロゴがはいることになっています。

君のスポンサーは何?(2003年8月7日)

バルサのユニフォームにスポンサーをつける、というクラブ始まって以来のことが計画されていることは、すでにご存じの通りですが、未だそのスポンサーは決まってはいません。そしてここにいたって、ユニフォームへのスポンサーは一つではなくなるかも知れないという話がでてきています。といっても、F1の車のように複数のスポンサー名が付くわけではなく、部門別に分けても売りますということ。

それによると、フットボールのユニにつけるスポンサー料は年間1000万ユーロ、バスケットのは、150万〜180万ユーロ、その他、バルサの持つプロセクションのハンドボールとローラーホッケーもそれぞれ別売り可能ということ。もちろん、すべてまとめて1つのスポンサーが買うことも可能です。クラブ側は急いでスポンサーを決めようとは思っていないと言うことでなので、バスケットなど他の部門だけが、先にスポンサーを付けてしまい、フットボール部門はリーグが始まってもまだ広告なしという可能性も十分あるということです。

第38回ガンペル杯(2003年8月3日)

8月22日に開催される第38回ガンペル杯のチケットが明日4日から発売されます。チケットは、カンプノウのチケット売り場で買えるほか、インターネット(www.serviticket.com と www.fcbarcelona.com)からや、「La Caixa(銀行)」の「ServiCaixa(ATM)」から買えます。料金は下記の通り。

  席         一般    ソシオとGente del Barca
トリブナ(中央)  50ユーロ       40ユーロ
トリブナ      40ユーロ       30ユーロ
ラテラル      30ユーロ       20ユーロ
ゴール裏      20ユーロ       15ユーロ
自由席       15ユーロ       15ユーロ

22日17時から、カンプノウの敷地内に子供の遊び場や、楽隊などがはいりフィエスタが始まり、21時30分に、今シーズンのバルサ選手のプレゼンテーションが行われます。そして、22時からボカ・ジュニアとのガンペル杯となります。