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カンプノウ、 試合終わって、落ち穂拾い(2003年11月28日) ●バルサ−パニオニオス 戦(UEFA) ●観客 25,324人 ●恒例フィエスタ ・チケットは一番安いのは6ユーロからと、前回のプチョフ戦よりも1ユーロ安い出血大々サービス。しかし、寒さと強い風、しかもすでにフエラで0−3で勝っているという状況から、プチョフ戦より3,000人も少ない観客。 ●パニオニオスの選手たちは、午前中はバルサ博物館見学。ほとんどの選手は奥さんやガールフレンド同伴でお楽しみ。 ●試合前、バルセロナの人気者、白ゴリラのコピータ君の冥福を祈って、在りし日のコーピタ君の姿が電光掲示板に映し出された。 ●29年前の1974年11月27日、クラブ75周年の2日前のその日に、バルサのイムノが誕生している。(バルサ100年史第3章「クラブ創立75周年記念」参照) ●25分で我がカピタン、ルイス・エンリケが退場。第2、第3のカピタンのコクーとプジョーがお休みだったので、カピタンマークを引き継いだの、お久しぶりねのレイジゲル。 ●この試合、バルサの選手としてのデビュー戦となったマリオ。やはり名前はスーパー・マリオと納得させるプレーぶり。 ●10月29日のムルシア戦で負傷し、その後手術となったジェラールだが、回復が思ったよりはやく、後半15分くらいの出場とはいえ、約1か月での復帰となった。 ●相手チームがどこかということはさておいて、バルサはヨーロッパの大会では3勝1分けと負け知らず。 ●未だ3試合しか出場していないルストゥーだが、その3試合は0失点。 ●後半、北ゴール裏に陣取る今や数少ないボイショス・ノイスのメンバーが、彼らの後ろにいる観客とやり合うシーンが。すぐにガードマンが駆けつけ、9人が警察に引き渡された。 ●正面スタンド18番入り口のガラスが粉々に。また暴力行為か・・・と思われたけど、これは強い風が引き起こした事故。 |
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バルサ、未だゼロ(2003年11月21日)
アルバセテ、エスパニョール、デポルティーボ、バルサに共通するもの、といったらなんだと思いますか? それは、今シーズンリーグ11節終了して未だ一つのペナルティも吹いてもらっていないチーム。バルサにとっては、次のビジャレアル戦でもペナルティーをもらえないと、それは01−02シーズンの記録を抜き、クラブ記録93−94の12節までペナルティなしと並ぶことになります。 ここ数年のシーズン通しての記録をみると、昨シーズン(02−03)は7ペナルティを得ているバルサは、8ペナルティーのマドリ、AT.マドリ、マジョルカ、バジャドリに次いでの5位で、それなりの位置につけていますが、01−02は、4ペナルティのみで、13位。1位のラス・パルマスはなんと13ものペナルティーを得ています。2位はベティスで10、続いてマドリの9、セビージャとバジャドリが8となります。00−01シーズンは、1位は10ペナルティーのバレンシア、つづいて9のソシエダ、アラベス、8のオサスナ、マドリ。バルサは6で7位につけています。 バルサの過去10年間を見てみると、第6節目までにはペナルティを得るのが平均といえますが、今シーズンはその倍の試合数をこなしているのに未だゼロ。 始めてペナルティーをもらった節 そしてそれはリーグだけでなく、他の試合、UEFAカップ、国王杯などでも同じ。今シーズンすべての公式試合でペナルティーを一つももらっていないバルサ。もっともこの現象は、審判のせい、とばかりはいえないでしょう。というのも、ペナルティーを得るには、まずペナルティーエリア内に攻め込んでいなければならないという前提があるから。リーグ開始当初は得点の少なさが目立ったバルサは、エリア内でのプレーが少なかったといえるかも知れません。そうなると、このところゴール数が多くなってきているバルサには、もっと得点できるチャンスが訪れる時も近い・・・かな。 |
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ガブリの記録(2003年11月19日)
先日リーグ100試合を達成したガブリですが、最近はまた新たな記録で注目を浴びています。といってもイエローカード蒐集というあまり嬉しくない記録。 負傷のため出遅れた今シーズン、未だ6試合しか出場していませんが、イエローカードはすでに5枚のガブリ。ベティス、ソシエダ、パニオニオスで1枚、そしてマジョルカ戦では2枚もらって退場となっています。 昨シーズンはみごとチーム最多カード保持者となっており、リーグで11枚のイエローカード、そしてレッドカード(イエロー2枚)1枚、チャンピオンズで4枚稼いでいます。同時に、7試合連続カードゲット記録(ガラタサライ+ベティス+オサスナ+バジャドリ+ロコモティフイ+アラベス+ブルッハス=7枚)も作っています。 リーグだけで見ると、5シーズンで102試合出場。99−00(3枚)、00−01(7枚)、01−02(6枚)、02−03(11枚+赤1枚)、03−04(2枚+赤1枚)と、合計イエロー29枚とレッド2枚となっています。ちなみに2枚のレッドカードは、両方ともイエローカード2枚でのもの。 「もともとグラウンドの中程から前に向けてでプレーしていた僕が、最近はいつもラテラルのポジションなので、デフェンス面で苦労するのは仕方ないさ。」と、このカードの多さについてはガプリは特に心配していないとのこと。「1部に上がって5年になるけど退場になったのは2回だけ。ちょっと不思議なことは、それが両試合ともマヨルカ戦でなんだ。」と決してラフなプレーをしている選手ではない事も強調するガブリでした。 |
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クイズ「私はダ〜レだ?」正解編(2003年11月15日)
正解は「こちら」。 ついでに、このテーマでの映像をシネクラブ・チキートにもアップしましたので、そちらも合わせてお楽しみ下さい。 |
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クイズ「私はダ〜レだ?」ヘアスタイル編(2003年11月12日)
スポーツ選手は坊主、というのは日本の高校野球。もっとも最近ではそうとばかりはいえないようですが。しかしながら、昨今のスペインリーガの選手たちはヘアスタイルには非常にうるさいといえるでしょう。 今シーズンのバルサでは、ルイス・ガルシア、ロナルディーニョ、ビクトルなどに見られるようにヘアバンドが流行。長い髪を後ろで結んでいるのは、新しいベッカムルック。カルピンも同じヘアスタイルで登場しています。最近はヘアバンドをやめたロナルディーニョやルストゥはちょっとタイプが違うポニーテール派。モジャモジャ髪はプジョーや現在のモッタ。なぜか1週間ほどしかもたなかったけど、ちょっと前のモッタはコーンロウ。これも人気スタイルのひとつです。髪は長ければいいってものじゃない、と昔から人気があるのはツルツル坊主。ロナルドやロベルト・カルロス、ベティスのアスンサオ。今はモジャモジャ頭のモッタやルイス・エンリケもかつてはこのルック派。ヘアスタイルというよりも色にこだわるのは、カニサーレス。ブロンドからアッシュブロンドへと年を経る毎に色が薄くなっていくようです。染めてるといえば、バルサBのセルヒオ・ガルシア。もっともあの先端だけ金髪のツンツンに立てた髪は、ヘディングすると崩れてしまうようですが。 というわけで、今回は17人の選手をヘアスタイルから当ててください。 問題は「ここ」から。 さて、正解は?(数日後に正解発表) |
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カンプノウ、 試合終わって、落ち穂拾い(2003年11月10日) ●バルサ−ベティス●(リーグ) ●観客 70,487人 ●恒例フィエスタ ・今回のフィエスタのテーマは「バルサ、エンジンフル回転」、アニメにもあるようにレースをテーマに。 ●第8節から4試合で3勝1分け、12ポイント中10ポイント獲得。そして第7節では11位だったバルサは、今や4位でチャンピオンズ圏内に到達。UP!UP!、もっとUP! ●97年にバルサに入団しているレイジゲル、この試合で、バルサ選手としてリーグ150試合を達成。 ●ベンチスタートした選手がゴール決めるのが最近のバルサの流行。オーベルやチャビが交替で出場した後ゴールを決めたように、クルービーも途中出場で、リーグ初ゴールを決めた。 ●2点目のゴールはチャビのコーナーキックから。今シーズン86回コーナーキックがあって、これか初ゴール。 ●初ゴールはマルケスも同じ。彼の場合は、バルサ選手としての公式試合初ゴール。 ●初じゃないのは、ガブリのイエローカード。ここ3試合(ソシエダ戦、パニオニオス戦、ベティス戦)で続けてもらい、カード蒐集家に変身中。 ●試合中グラウンドに侵入、追いすがる警備員を振りきって走り抜けた男。来ているTシャツには別れた彼女へのメッセージ。前には「愛してるよ、アナ」、背中には「もう一度やり直そう!」。さて、アナの返事は? もっとも、このメッセージ、高くつきそう。よそのグラウンドで起こった似たような事件では、3000ユーロの罰金が課されたそうだから。 ●VIP席には、オランダの代表監督 Advocaat 氏の顔。クルービーのゴールどうでした? ●最後に悲しい落ち穂は、ロナルディーニョの負傷。全治5週間という、思ったよりずっと重かった負傷。アニモ ロニー! |
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老将の戦い(2003年11月9日)
今日のマジョルカ対ムルシアの試合、マジョルカを率いるのは、1938年7月28日生まれ、65歳のルイス・アラゴネス。対するムルシアは、リーグ最年長、1936年1月29日生まれ67歳のホアキン・ペイロ。あわせて132歳の老将の戦いとなります。この二人とも、At.マドリで選手時代を過ごしていますが、一緒にプレーしたことはありません。先輩のペイロが1963年にAt.マドリを去り、イタリアのトリノへと移っていった後、アラゴネスが入団。選手時代の対決は2度あり、2度ともペイロの勝利。監督としても3勝2敗でペイロに軍配が上がります。もっともアラゴネス監督のムルシア対戦成績は、6勝2敗3分けと悪くない数字。そして監督としての経験は、アラゴネスの方が長く、リーグのどの監督も寄せ付けない経験豊かな老将です。 ちなみに1部の監督たちの年齢をみてみると、いちばん若いのは1966年生まれのラーシングのアルカラス監督で37歳。30代は39歳のAt.ビルバオのバルベルデとの2人だけ。そして3番目に若いのは、バルサのライカー監督41歳。40代は11人、50代は5人。リーグ監督平均年齢は48.3歳。もしこの老将2人を抜かすなら2歳下がって46.3歳となります。その平均年齢より20歳も上をいく老将たちの18位と19位のチームを率いての死闘、さて、どちらに軍配が上がるでしょうか。 |
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パニオニオスというクラブ(2003年11月4日)
UEFAカップ2回戦の相手となるギリシャのパニオニオスは、1890年創立でバルサよりも9歳年上のクラブですが、実は神々の国出身ではありません。創立されたのは、現在トルコの町イスミール。1922年の戦争の時に彼の地を追われアテネに移住してきました。スタジアムはNea Smymi で16,800人収容。 ユニフォームの色(アスールグラナ)といい、エンブレムといい、バルサにソックリのパニオニオスですが、創立当初は青と白。アテネに移住する際に、戦争で流されたギリシャ人の血の色から赤に変更されたといいます。 歴史あるこのクラブのヨーロッパでの実績は、78−79(1/8)と98−99(準々決勝)のレコパ、69−70(決勝)と71−72(1/16)と87−88(1/32)のUEFAカップ(コパ・デ・フェリア)となっています。 バルサとの対戦は初めてですが、スペインのクラブとは、71−72のUEFAカップでAt.マドリと対戦し、アウェーゴールの利で勝利しています。バルサとギリシャのクラブとの対戦は、現在までに3回。UEFAカップで、サロニカ(75−76)とAEKアテネ(00−01)、チャンピオンズでパナティナイコス(01−02)と対戦、すべてバルサが勝ち進んでいます。 Webページは http://www.panionios.gr |
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トキドキ三面(2003年11月1日)
●くじ運強いのは誰だ? ●なにとぞお許しを! ●ヤット・ホーム、ロナルディーニョ ●値上げ影響ほんの少し ●62万6千ユーロとなっておりま〜す ●外人選手は金がかかる |