ココ Coco

フランチェスコ・ココ、パテルノ生まれのイタリア人。1977年1月8日生まれ。

クラブ史上初のイタリア人選手が、バルサにやって来る。フランチェスコ・ココ、ミラン出身のディフェンス選手。
彼は16歳の時にミランに入団している。当時の一部の監督はアリゴ・サッキ。サッキは若きココを一部の練習に参加させた最初の監督でもある。

入団2年後の1995年8月、18歳になったココの一部デビューが実現する。デビュー当時、彼はミランの星マルディーニの後継者として期待されていた。だがなかなかマルディーニの壁は厚い。ミラン関係者は出番のあまりなかったココを他のクラブにレンタルさせて経験を積ませる方法をとる。それが97年のビチェンサへのレンタルとなった。彼は1年いたビチェンサで20試合に出場している。翌年ミランに戻った彼は1年後再びレンタル選手となる。今度はトリノへのレンタルだった。このシーズン彼は22試合に出場することになる。

2000−2001のシーズン、ココはミランに戻ってきて30試合もゲームにでている。当初懸念されていた肉体能力もつきはじめ、彼の本来もちあわせえているスピードのあるプレーにも磨きがかかってきた。このシーズン、プロ選手として初のゴールを決め、年間を通して4ゴールを獲得した。その一つが、カンプノウでのチャンピオンズリーグの試合だった。

ココの強みは、左サイドでも右サイドでもプレーできる器用さだ。ディフェンスだけではなく、中盤の選手としても起用できる。レシャック好みのマルチ選手。

ココの背番号は常に77。それは彼の生まれた年の数字であり、幸運を運んでくれる数字でもあると信じている。