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第25節・お返しをさせてもらいます(03/02/25) バルサB−ノベルダ この日の相手はノベルダ。そう例のノベルダ。国王杯で兄貴分のバルサをコナゴナにしてくれたチーム。したがって弟分たちがお礼としてそのお返しをしなければならない試合。現在17位にいて来シーズンは3部リーグへとカテゴリー降格に片足を突っ込んでいるノベルダ。この際、残りの片足も突っ込ませてしまおう。 と言いながらこの日はバスケの国王杯の決勝戦が優先事項だったのでこの試合は見ていない。ミニエスタディにも800人しか来てなかったようだから、そういう人が多かったのかも。セルヒオとグイッサがそれぞれ2点ずつ入れたそうな。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(25節終了) |
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第24節・バルサB、再出発への勝利(03/02/18) グラマネ−バルサB オレゲール、イニエスタがチームに戻ってきた。これまで2連敗を喫しているバルサBだけにアウエーの試合とはいえ勝利を飾りたいところ。しかも二部Aへの昇格には4位以内に入るとが絶対の条件となっているが、下の方に位置するクラブが徐々にポイントを稼いできて2位のバルサの位置を脅かしはじめている。 だがホームで戦うグラマネにしてもここのところ勝利していないだけに力の入った試合展開となった。ボールコントロールをキッチリとおこなってゴールチャンスを狙うバルサB。先制点はそのバルサBに訪れる。ピボッテとしてプレーしていたロスが中盤から上がってきてのロングシュートが見事に決まって0−1。このゴールでさらにバルサB有利の試合展開となってくる。そしてだめ押しはイニエスタのゴラッソ。0−2となってバルサBは余裕の勝利となった。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(24節終了) |
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第23節・2連敗(03/02/11) バルサB−オスピタレ オレゲール、イニエスタは一部チームに召集。ナノ、ベルドゥはカード制裁で出場できず、トルトレーロ、トラッショーラスは未だに負傷中。バルサBも選手のやりくりが大変だ。 相手のオスピタレは13位あたりをウロウロしているチーム。多くの出場不可能な選手がいるバルサBとはいえ、地元ミニ・エスタディでおこなわれる試合だけに3ポイント獲得が期待できる試合だった。でも試合はやってみないとわからない。バルサBの11人の選手にとってまったく“良い日”ではなく、オスピタレの11人の選手にとってとてつもなく“良い日”だった。 試合開始5分ぐらいでカウンターアタックが見事に決まりオスピタレが先制。こんなはずではない、そう感じであたふたしてしまったバルサの選手のスキをついてもう1点追加。前半終了して0−2という思わぬ結果。後半に入ってセルヒオらしい良いゴールがでたものの、ついに追いつけず、バルサはこれで2連敗という記録を作ってしまった。 ■FC BARCELONA |
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第22節・久しぶりの敗北(03/02/04) サバデル−バルサB オレゲール、イニエスタ、セルヒオ、ペーニャ、ナノなどが土曜日のAt.マドリ戦に召集されながら、オレゲールだけが試合に出場したために残りの選手はこの試合に召集され出場をしている。 サバデルには元バルサの選手で現在エスパニョールに在籍しているオスカーとルジェールのもう一人の兄弟がカピタンとなっているチーム。オスカーの弟でルジェールの兄にあたるジェニスがその選手。 この試合まで2連勝と調子の波に乗っているサバデルでの地元の試合だけにバルサBには難しい試合。それでも前半はバルサが攻めまくる試合展開となる。だが後半が開始されてすぐにサバデルの得点。守備が固いサバデルが守りに入りるものの、イニエスタのゴラッソが決まり同点に追いつくバルサB。だが残念ながら終了間際にカウンターアタックに沈められてしまいました。 ■FC BARCELONA
■二部Bグループ3・順位表(22節終了) |
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第21節・今度はペローナ大活躍の巻き(03/01/30) バルサB−レイダ イニエスタはとっくの昔に一部チームへと昇進。ダビ・サンチェスはセルタ戦に召集されてしまったのでこの試合にはいない。トルトレーロ、トラッショーラスが負傷で試合に出られないところへきて、アルナウが負傷してしまった。それでも監督のキケ・コスタスは下のカテゴリーから選手を連れてきたりしてどうにかやりくりしている。 この試合ではこれまでプンタとして活躍してきたセルヒオを右側のメディアプンタというか、右エストレーモに近い形で配置。そしてプンタにペローナを起用。このペローナがハットトリックを決めるという大業をしてしまった。点を入れたのは彼の実力として評価されるのは当然だけれど、彼をうまく動かしたセルヒオに座布団5枚をあげたい。セルヒオは試合ごとに大きくなっている。身長は伸びていない。 最近、オスカー・ロペスという選手を非常に気に入っている。器用にどこでもこなす選手で右でも左でも後ろでも前でもいける。フリーキックも担当しているが、それも右足でも左足でもいける。それとビクトルをこのカテゴリーに置いておくのはもったいない。本当にもったいない感じ。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(21節終了) |
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第20節・セルヒオ・ガルシア大活躍の巻き(03/01/22) ヒムナスティック・タラゴナ−バルサB セルヒオにとってあらゆる意味で大きな第一歩を踏み出したシーズンになっている。まだ19歳というセルヒオだが今シーズンにバルサBに昇進し、シーズン前半を終わったところで確固たる“9番”の選手に成長している。 これまでの彼の経歴を見てみれば、エリート選手のみがたどれる道を歩んできていることがわかる。すべてのインターナショナルカテゴリーで代表選手(スペイン代表Aを除く)として選ばれている上、タイトルもいくつか獲得している。フベニール・カテゴリーでバルサの選手として国王杯を獲得、スペイン・アンダー19カテゴリーではノルウエーでおこなわれたヨーロッパ大会で優勝している。そして今シーズンバルサCからバルサBに昇進し、リーグ前半を終了したところでチームの得点王ともなっている。 今シーズン、彼は一部チームデビューという夢まで果たすことができた。しかもデビューはブルッハス相手のチャンピオンズリーグでの試合だ。後半30分ほどプレーしゴールこそあげられなかったものの、イニエスタとのコンビに光るものを見せていたのは記憶に新しい。そしてカンプノウデビューはカタルーニャ代表選で果たすことができた。 タラゴナ相手のアウエーの試合、セルヒオはバルサBを勝利に導く2点をもぎ取っている。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(20節終了) |
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ババ、順調に成長中(03/01/15) 1982年ナイジェリア生まれのハルナ・ババンジーダ、通称ババと呼ばれれバルサBに所属していた彼は今シーズンから二部Aカテゴリーのテラッサというチームにレンタルされている。そして今年で20歳となった彼は徐々に一部カテゴリーへ上るステップの準備を進めている。 今から7年前、生まれ育ったナイジェリアから兄が住むオランダへと移住したババ。彼は兄と同じクラブに所属してプレーするようになった。アヤックス・アムステルダム、そこの少年チームに所属することになるババだ。 それからしばらくして、ババはスペインを入り口としてヨーロッパ圏内に入ることに成功。スペインは比較的入国に関して緩いところがあったと彼は語っている。スペインといっても広い。彼が到着した街はバルセロナという港町だった。そして偶然、そこにもフットボールクラブがあり、彼の存在を密かに注目していた人物もいた。毎度登場するマルティネス・ビジャセカはジュニアの大会でババを何回か見ていた。ババがバルセロナに来ていることを知った彼はさっそくバルサのテストを受けさせることに成功。午前中おこなわれたテストの結果はその日の午後、すでにババに伝えられた。マシア入寮が決まった瞬間だった。 アルテッタ、レイナ、ビクトル、ナノなどと同じ年代の彼はバルサCで活躍し始める。20試合で37ゴールを決めた翌年、彼はバルサB選手へと昇格する。そこではプジョー、チャビ、ガブリなどがメキメキと力をつけ、バルサBを引っ張っていた。彼は彼らに負けない活躍を見せるが一部には上がれない。外国人枠がすでに埋まっているから、スペインパスポートを所得するまで彼はバルサ一部には上がれない。したがって今シーズンは、更なる経験と実力をつけさせるためにテラッサにレンタルされている。 ババは敬虔なイスラム教徒でもある。したがって豚肉はいさい口にしない。ラマダンと呼ばれるイスラムの断食季節には、朝の4時30分から午後の5時30分まで食事はいっさい禁止される。昨年11月のオビエド戦には、何も食事をとらない1日を過ごして試合に出場している。 そのババが今シーズン所属するテラッサは昨日マドリと国王杯と戦った。それより1週間前におこなったホームの試合では彼のゴールも含め3点をマドリからもぎ取ったものの、マドリも3点を入れて3−3の引き分け。そして昨日のベルナベウでの試合では4−2というスコアーで国王杯から去っていった。 |
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第19節・アウエーでの貴重な勝利(03/01/13) フィゲーラス−バルサB 昨シーズンだったか、フィゲーラス相手の国王杯で一部バルサが沈められた。あの時も確か二部Bカテゴリーだったと思うが今シーズンのフィゲーラスはヤバイ。3部への降格ラインにすでに突入し、監督交代劇までおこしている。この試合は新しく監督になった人の初試合となった。 オレゲールは一部の試合に呼ばれ、トルトレーロは負傷中。したがって普段は控えとなっている選手やバルサCからもディフェンスを連れてきてのこの日の試合。監督が変わった時によくあることだけれど、選手たちは死んだ気になってやって来ている。それでもやはり“格”の違いがはっきりとした試合展開となった。ベルドゥがペナルティーエリア内でボールを受けたときに相手ディフェンスが余計なファールを。このファールは当然ながらペナルティーを生み出すことになる。サンチェスが無事にゴールを決めバルサ先制。そして後半にセルヒオがだめ押しゴールを入れ勝負を決めた。 ■FC BARCELONA
■二部Bグループ3・順位表(19節終了) |
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第18節・首位との対戦は引き分け(03/01/07) バルサB−カステジョン 首位のカステジョンを迎えての試合。隣のカンプノウではレクレアティーボ戦が17時から始まり、この試合は19時から始まるという普段では考えられない順番となっている。 実に久しぶりにトルトレーロが戻ってきた。チャンピオンズの試合で負傷してからの久しぶりの復帰が実現。でも勝利のプレゼントとはいかなかった。ナノのゴールで先制したバルサBだが、オウンゴールでカステジョンに得点を許し同点とされる。それもオウンゴールしたのは帰ってきたばかりのトルトレーロという笑えないお話。前半はバルサBペース、後半はカステジョンペース。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(18節終了) |
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僕はヤゴ(03/01/03) Iago(イアゴ)あるいはYago(ヤゴ)と呼ばれる明日13歳になる少年がいる。メディアによって呼び方が違うので困ってしまう少年だが、チキートのカンテラ全員集合の中のインファンティルBカテゴリー内ではIagoとなっている。でも多くの人がヤゴと呼んでいるようなのでここではヤゴとしよう。 Yago Falque Silva(ヤゴ・ファルケ・シルバ)少年、父の名はブエナベンツーラ・ファルケ、1990年1月4日にガリシア地方のビーゴで生まれている。そう、セルタの地元の街だ。ヤゴ少年は子供の時からビーゴのクラブに所属しプレーしている。だが彼に関する噂を耳に入れた多くのスカウトがビーゴの街に集まって来たのが今から2、3年前。最終的にマドリスカウトの押しが一番強くマドリカンテラに所属。だがヤゴが父のブエナベンツーラに「頼むからバルサに移れるように交渉して!」と頼み込むのがマドリに入ってから1年目。彼は子供の時からバルサのユニを着てプレーするほどのバルセロニスタだった。そこへタイミング良くバルサスカウトの申し入れがブエナベンツーラの元へ。マドリは押しとどめる術もなく、ヤゴ小少年の夢は実現する。 教育家であるお父さんはバルセロナにヤゴと一緒に引っ越し、学校の先生を続けている。同じように学校の先生である彼の母はビーゴに残り先生を続け、週末になるとバルセロナにやって来るという。 「こちらカピタン」にもあるようにカナル+が主催したインターナショナル・フットボール7の大会で、このヤゴ少年はとんでもない評判を受けている。テレビでの実況解説を担当したカラスコ、彼はバルサ時代にマラドーナと一緒にプレーした選手だ。その彼が言う。 これまでイニエスタやレオ・メッシーをはじめ、ソンゴーやディオング・メンディがチキートHPで“明日の星”あるいは“明後日の星”として登場してきたけれど、今また新たな星の誕生です。その名はヤゴ・ファルケ・シルバ、明日13歳になる少年。 |
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アウエーでの貴重な勝利(03/01/02) ガバ−バルサB バルセロナ市から10分ぐらいのところにあるガバ。ここにはリケルメ家族の家もある。このガバのチームはユニがアスールグラーナで見た目にはバルサとまったく同じという困ったチームだ。したがってバルサは黄金ユニでプレー。見所も何にもない試合だったがとにかくアウエーでの貴重な3ポイントを獲得。これで再び2位に。 二部Bグループ3・順位表(17節終了) ■FC BARCELONA |
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