Sergi Barjuan
セルジ


1971年12月28日生まれ
1993−94シーズン、21歳でデビュー

個人的な意味で言えば、この選手のデビュー試合ほどスペクタクルなものはなかった。1993年11月24日、チャンピオンズでのガラタサライ戦、それもアウエーの試合でいきなりのデビューをかざっている。この試合に出場するまでバルサBチームの常連だった彼は左ラテラル専用選手だった。それがバルサAチームの練習にもほとんど参加しないままいきなりのAチームデビュー、しかもポジションは左エストレーモだった。バルサのカンテラ組織に入るまではエストレーモ選手としてゴールを決めていたとは聞いていたものの、まさかデビュー戦がエストレーモとは。

バルサBでの彼を何回か見たことがある人なら、何でこんな選手がAチームに抜擢されるのかと首をかしげたかも知れない。たまに左インテリオールのポジションをやっていたが、ほとんどは左ラテラル選手として起用されており、やたらと小さいが足だけは速そうに見える選手であり、地味といえばひたすら地味な選手だった。そんな彼が長年にわたってAチームで活躍してしまうのだから、わからないもんだ選手の第一号といえる。そして衝撃のデビュー戦後、次のリーグ戦の試合にも登場。それ以来左ラテラルの位置の主になってしまう。更に驚くことに、しばらくしてスペイン代表監督のクレメンテからお呼びがかかりスペイン代表選手にまでなってしまった。

2001−02シーズンまで9シーズンにわたってほぼスタメン選手として活躍したセルジだが、2002年の夏にバンガールが監督として戻ってくると共にバルサの生活に終止符を打ち、涙の記者会見をしたあとAt.マドリへと移籍していく。2005年の夏に現役引退しバルセロナに戻ってきた彼は時々テレビだとかラジオ番組に顔をだしている。