Oriol Riera Magen
リエラ

1986/07/03
Vic(Catalun~a)
185cm 79kg
Delantero
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星の観賞(映像)

星の軌跡
2000年、13歳で入団

1998 - 99 Alevin A
1999 - 00 Infantil B
2000 - 01 Infantil A
2001 - 02 Cadete B
2002 - 03 Cadete A
2003 - 04 Juvenil/FC Barceona C/FC Barceona B
2004 - 05 FC Barceona B
2005 - 06 FC Barceona B
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星の輝き
バルサの長い歴史において、リエラはバルサ公式戦一部デビューを果たした3番目の若い選手として記録されることになる。一番若くしてデビューを飾ったのは伝説の選手アルカンタラ、15歳と4か月18日。二番目は永遠の空振りバルサB選手となったナノの17歳4か月5日。そしてリエラは2003−04シーズンにおけるシウダー・ムルシアとの国王杯戦に17歳5か月14日という年齢で一部デビューを飾った。

13歳でバルサに入団する際、両親がクラブに要求した一つの入団条件がある。それはマシア寮に入るのではなくビックという街にある自宅から通わさせるという条件だ。ビックからバルセロナまで、そしてバルセロナからビックまで、片道約60キロを行程をタクシーで通うことになるリエラ。もちろんタクシー代はバルサ持ちだ。その理由の一つは教育家である彼の父親はリエラを自宅でしっかりと勉強させたいという思いがあったからのようだ。事実、彼はフットボール選手としての成長と同じように勉学の面でもしっかりとやっている。バルセロナ大学で経済学を学ぶオラゲールのように、彼もまた今年からバルセロナ大学経済学部の学生となる。

昨シーズンはまったくメッシーと同じように4つのカテゴリーを渡り歩くことになったリエラ。フベニールAカテゴリーでシーズン開幕を迎え、シーズン中盤にカテゴリー下降危機を迎えたバルサCに駆けつけ、どうにかこうにか見通したついたところでバルサBの試合にも出場。しかもシーズン中には一部チームの試合にも招集されるという、忙しい週末を送るシーズンとなった。徐々に徐々に一部チームの選手への道が開かれようとしているリエラだが、決して急ぐような愚かなことはしないと語る。
「もちろん将来の夢はカンプノウでプレーすること。その夢は毎日毎日確実に学んでいくことで達成されると思う。もちろんタイミングと幸運が必要なこともわかっている。いずれにしても今シーズンの目標はバルサBにしっかりと根付いてプレーすること。昨シーズンはいろんなカテゴリーでプレーできたことで多くのことを学ぶことができたけれど、いつも周りの選手が違うのでチームプレーという意味合いではイマイチという感じだった。自分の持ち味はゴールを決めること以上に、仲間の選手にスペースを与えることだと思っているから、お互いの信頼感が必要なんだ。」
そう語るリエラの尊敬する選手はシュブチェンコ、特に彼のゴールを背にしてのプレーが大好きだという。

クラブ理事会は彼との契約を固く固く、まるで戦車のように固く装甲している。その契約期間は2012年まで、つまり彼が26歳となるまで固く装甲されている。今シーズンが始まった段階での彼の身長は185cm、だがバルサドクターの診るところ188cmまでは伸びるだろうという。プレーのスケールにしても身長にしても、バルサ久々の大型デランテロの誕生は近い・・・と、いい。(04年08月)


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