Cristian Ceballos
セバージョス

1992/12/03
Santander
---cm --kg
Delantero
Juvenil A

星の観賞(映像)

星の軌跡
2004年4月、11歳で入団

2003 - 04 Alevin A
2004 - 05 Infantil B
2005 - 06 Infantil A
2006 - 07 Cadete B
2007 - 08 Cadete A
2008 - 09 Juvenil A

星の輝き
サンタンデールにある小さなクラブ“クルブ・バンサンデール”、バルサキラキラ星最年少となるクリスティアン・セバージョスが在籍していたクラブだ。この少年が2004年の4月にバルサアレビンカテゴリーに入団してきた。もちろん、最近メディアの世界で話題になったリーベル所属の12歳エリック・ラメーラ少年みたいな騒々しさはいっさいなしにひっそりとバルサに入団してきている。バルサインフェリオールカテゴリーが抱える多くのキラキラ星少年、例えばヤゴだとかボージャン、メッシーやイニエスタがバルサに10歳を過ぎたあたりで入団してきた時と同じように、メディアの執拗な追跡なしにバルサに入団してきている。

その彼の名が一躍知られることになるのが、やはりイニエスタやヤゴ、ボージャンなどと同じように、カナル+局が主催するフットボール7ブルネッテ杯だった。2004年6月にブルネッテで開かれたこの大会でバルサはそれほど良い成績を残したわけではない。バレンシアやレアル・マドリを破って準決勝まで勝ち残ったものの、ムルシアに敗れて決勝進出にはいたらなかった。だが、優勝を逃したバルサであり成績自体はそれほど素晴らしいものではなかたものの、試合内容そのものは素晴らしいものと認められ、そしてバルサでプレーした一人の少年が大会の最優秀選手に選ばれている。普通は優勝チーム、あるいは準優勝チームから選出される大会優秀選手、だがこの年の大会では準決勝止まりだったバルサから一人の選手が選出された。それがクリスティアン・セバージョスという肌の色が真っ白でとても小さい少年だった。そう、あくまでも肌が白く、そして他のどの選手よりも小さい、それだけで目立つ存在であったセバージョスだが、マラドーナとロナルディーニョをアイドルとするという彼の左足からだされるパスやゴール前での俊敏なプレーが話題を呼んだ大会となった。ちなみにこの大会での彼のゴール数は8、最多得点王になるには2ゴール足りなかった。

彼は今シーズンからインファンティルBでプレーしている。このチームの試合を初めて見た人でも彼の存在はすぐわかるだろう。メディアプンタに位置し誰よりも小さく色白な少年、それがクリスティアン・セバージョスだ。まだ11歳、そして小さい。だが才能あふれる少年だ。(04年10月)


チキート参照記事