Jeffren Suarez Bermudez
ジェフレン

1988/01/20
Venezuera
---cm --kg
Delantero
FC Barcelona At.

星の観賞(映像)

星の軌跡
2004年、16歳で入団

2004 - 05 Juvenil B
2005 - 06 Juvenil A/FC Barceona C
2006 - 07 FC Barceona B
2007 - 08 FC Barceona B
2008 - 09 FC Barcelona At.

星の輝き
シウダー・デ・ボリバーというベネスエラの都市で生まれたものの、2歳を迎えたときには、すでにスペインのテネリフェに住んでいた。仕事の関係でスペインにやって来た両親は2006年現在まだテネリフェ居住、そして彼らの息子ジェフレンはラ・マシアに入居しバルセロナ居住と、それぞれ離ればなれの生活となっている。

ジェフレンがラ・マシアにやって来たのは2004年。サラゴサでおこなわれたジュニアの大会でテネリフェの選手として活躍した彼を、バルサスカウトが目をつけ、すぐにバルサ入団となっている。両親は仕事のためテネリフェを離れることはできないが、遠く離れた街でありながらも安心して生活できるであろうラ・マシアの環境を気に入り、すぐにOKを出したという。

今シーズンでバルサ生活3年目を迎えるジェフレンだが、これまで2シーズンを通しての彼の変貌というか成長というか、とにかくシーズンごとにプレースタイルが変化しつつあるのがはっきりと見ていてわかる。
最初のシーズン、彼のワンマンチームであったテネリフェからやって来た当初は、とにかく1人でどうにかしてやれという意識が強すぎて、チームプレー意識がまったくなく個人プレーになっていた。フィジカル的にも群を抜いていたので、テネリフェではそれで通用したのだろう。だがバルサのフベニルBというチームは、例年他のチームより1歳若い選手で構成している。そのためフィジカル面の強さはそれほど武器とはならず、個人プレーよりチームプレーを通して勝負していくことを学ばざる終えなくなる。試合ごとに個人プレーよりチームプレーを優先することを学んだ1年目。
そして2年目となった昨シーズンはデランテロセントロという彼の自然なポジションから、エストレーモという新たなポジションに移されてしまった。それもある試合では右エストレーモを、次の試合では左エストレーモをというように、左右エストレーモ選手として起用されていくことになる。そしてやっとエストレーモ選手らしくなったのはシーズンの中盤あたりだろうか。

彼がエストレーモ選手として自信がでてきたのは、2006年の5月におこなわれたユーロU-19予選大会に、スペイン代表として活躍してからだろうと思う。すでにこの頃にはバルサCでのデビューも果たし、フベニルAの大事な試合以外はバルサCでプレーするようになっていた。スピードとテクニックを持ち合わせた貴重なエストレーモとして、今シーズンはバルサBでプレーすることになる。(06年08月)


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