ヤゴ・ファルケ参上!
(07/05/04)

5月2日16時、スペイン対フランスの試合を皮切りとして、ユーロ17の大会がベルギーで始まった。スペインが入っているグループは初戦となったフランスをはじめ、ドイツとウクライナを加えた4チーム。前評判としてはフランスとドイツがかなり良いチームらしく、未知数ながらフィジカル的に優秀なウクライナ、そして常連のスペインが入った“死のグループ”と呼ばれているらしい。だが、初戦のフランスのチームを見た限り、どこが良いチームなのかまったくわからずじまいでスペインの勝利で終わっている。

予選大会では1回も招集されたことのなかったヤゴが、この本大会で初めて招集されただけではなく、いきなり初戦からスタメンとしてプレーしている。メディアプンタのフラン、デランテロのボージャン、そして右エストレーモに入ったヤゴ、この3人が一緒にプレーしているのを見たのは2年前のこと。もちろん彼らが着こんでいたユニフォームはバルサのもので、カテゴリーはカデッテBだった。う〜ん、なかなか感激的なシーンだ。

スペイン代表が2−0でフランス代表を倒しているが、ゴールを決めたのはボージャンではなかった。前半にヤゴのゴラッソ、そして後半に入ってフランがゴールを決めている。これでボージャンがゴールを決めていればバルサカンテラファンとしては言うことナシの試合だったが、それは次の試合で期待してみよう。ここのところボージャンの話題ばかりとなり、ヤゴの影が薄くなっていたが、とりあえず初戦の活躍が嬉しいニュース。やりゃできるんだヤゴは、うん。

ちなみにウエッブページで見た二つのカタルーニャ無内容新聞のU17関係の見出しは次のようになっている。

ムンド・デポルティーボ無内容紙“ボージャン初戦にゴール決められず”
エスポーツ無内容紙
“ボージャン初戦に勝利”

彼らは先制点を決めたヤゴという選手がバルサの選手であるということを知らないかのように、いや、本当に知らないのかも知れないが、とりあえずボージャンの名を出しておこうという安易なパンフレット紙にメラメラした怒りを感じてきたぞ!