１４歳、あるいは１５歳程度のカテゴリーですでに注目を浴びた選手が、若者に成長していく過程で何かの理由がもとでズッコけたり、期待通りの成長を見せないケースはこれまでそれこそ数え切れないほどあるだろう。そして、例え、期待通りの成長を遂げながらも念願のバルサＡチームに上がれない選手も残念ながら数知れないほど存在する。だが、それでも、他のクラブに移っていき出場チャンスをつかみ成長していった選手が数多くいることも確かだ。毎シーズンのようにレンタルあるいは移籍していくラ・マシア出身の選手に数多くのチャンスが訪れ、そして例えバルサに戻って来る幸運が手に入らないとしても所属するクラブで活躍することを期待して、クラブを去っていった彼らに“アディオス！”ではなく“スエルテ！”という言葉をおくろう。