Carlos Gonzalez Pen~a
●ペーニャ●

生年月日    1983年7月28日
出身地     サラマンカ
身長・体重   181cm  77kg

2000年、17歳で入団


2000−01 フベニルA
2001−02 バルサC
2002−03 バルサC・バルサB
2003−04 バルサB
2004−05 バルサB
2005−06 バルサB
2006−07 アルバセテ移籍

スペインU-21の絶対スタメン選手だったペーニャだが、カンテラ念願のバルサAチームデビューを果たせずクラブを去ることになった。この選手も2007年まで契約が残っていながら“チキ・夏のバーゲンセール”商品としてタダでアルバセテに移籍している。契約期間は3年間。

2005−06シーズンでは国王杯のサモラ戦に招集されながら、惜しくも出番はやって来なかった。通常の試合であればバルサの左右ラテラルは攻撃参加が多くなるというのがライカーシステムの特徴の一つだが、そういう意味で言えばペーニャのプレースタイルはライカーの好みとはならなかったのだろう。あくまでもオーソドックスな左ラテラル選手であり、バルサBでも余程のことがない限り攻撃に参加するスタイルは見られなかった。だが、それでも相手に先制されているような状況であれば、もちろん彼の攻撃参加も見られたし、そして左サイドからのセンターリングも決してセンスの悪いものではなかった。バルサAチームの練習に恒常的に参加させ、攻撃的なラテラル選手として育てていけば、センスの良い選手だったから成長したのではないだろうか。そういう意味では残念な移籍だ。

バルサBでは3年半プレーしている。最後の2シーズンはベルドゥと共にカピタンマークを付けたことに見られるように、チームにとって大事な選手の一人だった。そして今シーズンから二部Aカテゴリーに所属するアルバセテへ行く。昨シーズンは13位と決して良い成績とは言えなかったアルバセテだが、一部リーグでの経験も持つクラブ。バルサでは不可能だったことをこのクラブで実現できると良い。

スエルテ、ペーニャ!


ーー2005年9月のコメントーー

スコットランドのダンディー・ユナイテッドというクラブからのオファーがありながら今のところバルサB残留となっているペーニャ。もちろん残るのは良いとしても、その残り方が少々気になるところ。なぜならバルサインフェリオールカテゴリー最高責任者のアレサンコは彼の移籍に前向きだったと報道されながら、チキとライカーからの残留の要請があったから残ることになったという。だが、昨シーズンの様子を見ていてとてもチキやライカーが彼を信頼しているとは思えない。そういう意味で第二のナバーロとならなければいいが。

ーー2005年12月のコメントーー

今シーズンの初めには他のクラブからのオファーがありながらバルサBに残ることにしたペーニャ、だが今のところバルサAチームからのお誘いは来ていない。この左ラテラルというポジションも来シーズンは大改革を図るバルサAチームであり、ジオの放出やシルビーニョ(契約切れ)のサヨナラという可能性もじゅうぶんあるだろうが、いずれにしても補強選手を獲得することは間違いない。もし今シーズンが終了するまでにライカープランに入らないのであれば、彼もまた新境地を探すべきだろう。


参照記事
「LaMasia ニュース」