Oriol Riera Magen
●リエラ●

生年月日    1986年7月3日
出身地     ビック(カタルーニャ)
身長・体重   185cm  79kg

2000年、13歳で入団


2000−01 インファンティル
2001−02 カデッテB
2002−03 カデッテA
2003−04 フベニル・バルサC・バルサB
2004−05 バルサB
2005−06 バルサB
2006−07 クルトゥラル・レオネッサに移籍

今年の7月3日、ちょうど20歳の誕生日を迎えたオリオル・リエラはポーランドのチャンピオンチームであるレヒア・バルソビアに入団するために最後の交渉の席に着いている。すでに3年という契約期間や年俸に関してもお互いに了承しており、言ってみれば書類にサインをするだけの状態となっていた。この“儀式“を済ませた翌日にはセルティック相手のプレゼンテーションゲームに出場する可能性まであったようだ。だがここまで事が運びながら、なぜかこの話はなかったこととなってしまう。書類にサインする日にクラブの会長が不在だったとか、メディカルチェックにひっかかったとか、いろいろ噂はあったもののいまだに何がどうなってこんなことになってしまったのか、よくわからない。

そしてそれから1か月近くたった8月の最初、今度はイングランドのサンダーランドというクラブのオフィシャルページに“スペイン人テスト生オリオル・リエラ選手”として彼のことが紹介されることになる。何でも、1週間程度の入団テストを受けているということだった。だが、それからしばらくして、オフィシャルページが訂正文を掲載することになる。
「我々がテストをおこなっている選手の名はオリオル・リエラではなく、アルナウ・リエラという選手でした。」
そう、テストを受けていたのは同じくバルサBにいたアルナウの方だった。まったく冗談のようだが本当の話だ。

そしてそれから約1週間後、具体的には8月12日、今度は本当にリエラ受け入れるクラブがあらわれた。スペイン二部Bカテゴリーに在籍するクルトゥラル・レオネッサというクラブがそれで、レオンという町にあるクラブだ。バルソビア以外にもセラ・フェレールが監督するAEKアテネとかマジョルカなどのクラブからのオファーがあったと聞くが、最終的には二部Bのクラブに入団。2003−04シーズンにシウダー・ムルシアとの国王杯戦で17歳5か月14日という年齢で一部デビューを飾ったリエラだけに、大いなる期待を受けた選手であったことは間違いない。デビューが早すぎたのか、あるいは何かの理由で伸び悩んでしまったのか、とにかくここ1、2年は彼にとって良いシーズンをおくることができなかった。でもまだ20歳、何かのきっかけで再び変身する可能性もあるかも知れない。

スエルテ、リエラ!


ーー2004年8月のコメントーー

レオ・メッシーと同じ年に入団し、まったく同じ道を歩んでバルサBに今シーズン到着したデランテロ。バルサのカンテラ育ちとしては珍しい本格派デランテロとして大いに期待されている。

バルサ一部チームのカタルーニャどさまわりプレステージに招集。そしてロナルディーニョ負傷・欠場を補うため、シーズン開幕戦に招集された。

ーー2005年9月のコメントーー

期待通りの活躍は見せてくれなかった昨シーズン。バルサAチームにも招集されることが何回かあったが、精神的にまだ準備できていない選手だったようだ。招集されるようになってから何となく不調となり、バルサBでの出番もなくバルサCへの応援組の一人となってしまった。もっともまだ18歳だったから、良い経験となったシーズンかも知れない。プレステージ、リーグ戦2試合を経過した段階で彼はシトの控えとなっている。めげちゃいけないよ。

ーー2005年12月のコメントーー

負傷に泣いたシーズン開始当初のリエラがリハビリから戻ってきたのはつい最近のことだ。とりあえずバルサCで調整という感じで、バルサBへの復帰試合は年内最終戦となった。バルサAチームへの加入は今のところほぼ不可能と言っていいだろう。来年に入りどのくらいバルサBで活躍できるかが楽しみといえば楽しみ。


参照記事
「キラキラ星たちー流れ星」リエラ