● これまで出ずっぱりで右ラテラルの位置を確保している。守備的にも攻撃的にも特に素晴らしいという選手ではなく、このカテゴリーなら何となくこなしていけそうという印象しか受けない。カンテラ中のカンテラ育ちの選手であるし、もうずいぶんと長い間見続けてきた選手だけに頑張って欲しいという気持ちはおこるものの、バルサAチームで定着してプレーすることはなさそうだ。今シーズンが終了した段階でバルサAはベレッティに見切りをつけるだろうが、必ず右ラテラルとして新加入選手がやって来る。バルサB3年目となる彼は新たなシーズンが始まりライカー構想の中に入らないとなったなら、プロ選手としての可能性を求めて他のクラブで挑戦するのが良いと思う。(05年12月)
●昨シーズンは悔しい思いをしただろうと思う。右インテリオール、あるいはエストレーモとして採用された1年目のダミアがバルサAチームの事情により右ラテラルへとポジションを替え、その結果ダニ・フェルナンデスはダミアの控えとなることも何回かあった。しかもバルサAチーム右ラテラルとして招集されるのは彼ではなくてダミアという、彼にしてみれば非常に悔しい思いをするシーズンとなった。バルサB三年目となるダニ・フェルナンデス、かつての恩師であるキケ・コスタス監督のもと、果たしてどういう働きを見せるか。(05年09月)
●10歳でアレビンカテゴリーに入団し今シーズンにはすでに21歳になっているダニ・フェルナンデスは生粋のバルサカンテラ選手の一人と言える。
セルヒオ・ガルシアやベルドゥと共に“黄金のフベニル”時代を過ごしたあと、バルサCをほぼ通過した感じでバルサBに一気に上り詰めたのが一昨年。昨シーズンはペケと交代しながら右ラテラルのポジションを務めることが多かったが、今シーズンからそのペケはいないため彼が右ラテラルの第一候補選手として出場することが多くなりそう。
ルイス・エンリケとプジョーをアイドルとしているところからも見られるように、彼の持ち味はファイトあふれるプレー。しかも右ラテラルというポジションの割には非常に攻撃的な選手でもある。したがって今シーズンにバルサの加入してきたベレッティは彼の良い見本となる選手に違いない。果たして第二のチャッピー・フェレールになれるか?
バルサ一部チームのカタルーニャどさまわりプレステージに招集。(04年09月)
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