Carlos Gonzalez Pen~a
ペーニャ

生年月日 1983/07/28
出身地 サラマンカ
身長・体重 181cm 77kg
ポジション デフェンサ
所属 バルサB

経 歴
2000年、17歳で入団

2000−01 フベニルA
2001−02 バルサC
2002−03 バルサC・バルサB
2003−04 バルサB
2004−05 バルサB
2005−06 バルサB


紹 介

今シーズンの初めには他のクラブからのオファーがありながらバルサBに残ることにしたペーニャ、だが今のところバルサAチームからのお誘いは来ていない。この左ラテラルというポジションも来シーズンは大改革を図るバルサAチームであり、ジオの放出やシルビーニョ(契約切れ)のサヨナラという可能性もじゅうぶんあるだろうが、いずれにしても補強選手を獲得することは間違いない。もし今シーズンが終了するまでにライカープランに入らないのであれば、彼もまた新境地を探すべきだろう。(05年12月)


スコットランドのダンディー・ユナイテッドというクラブからのオファーがありながら今のところバルサB残留となっているペーニャ。もちろん残るのは良いとしても、その残り方が少々気になるところ。なぜならバルサインフェリオールカテゴリー最高責任者のアレサンコは彼の移籍に前向きだったと報道されながら、チキとライカーからの残留の要請があったから残ることになったという。だが、昨シーズンの様子を見ていてとてもチキやライカーが彼を信頼しているとは思えない。そういう意味で第二のナバーロとならなければいいが。(05年09月)


昨シーズン、スペインアンダー20代表では絶対スタメン90分間選手であったにも関わらず、バルサBでは控えに回ることもたびたびあったペーニャ。その理由をペペ・グラタコス監督は次のように語る。
「ペーニャはインテリジェンスあふれる左ラテラル選手であり、チームプレーの重要な駒の一つとなって動き回る貴重な選手。ただ惜しむらくは、攻撃参加への積極性が不足していることだ。今シーズンはその点をしっかりと学び経験を積んでいけば、一部チーム招集さえ夢ではないと思う。」
グラタコス監督が言うように、確かに昨シーズンのバルサBの試合では攻撃参加するところをあまり見たことがない。オーソドックスなラテラルと言ってしまえばそれまでだが、バルサBのプレースタイルではラテラルが上がっていくことも重要なものとなっている。

イニエスタ、セルヒオ・ガルシア、レージェス、トーレスなどと同じ世代の彼はインターナショナル的に見れば素晴らしい成績を残してきている。ノルウエーでおこなわれたユーロ・アンダー19の大会では優勝カップを手にしているし、アラブ首長国連邦でのアンダー20世界大会では準優勝だ。マルディーニをアイドルとし、練習の合間を見ては大学で情報工学を学ぶ学生でもあるペーニャ。ジオ、シルビーニョ、ナバーロというライバルが一部チーム出場への厚い壁となっているが、将来性を考えれば面白い存在だ。

バルサ一部チームのカタルーニャどさまわりプレステージに招集。(04年09月)


参照記事
「カンテラ 明日のキラキラ星」
「こちらカピタン」