● バルサAチーム構想に入るであろう数少ない選手の一人。そして現在のバルサBデフェンサの要となっている選手でもある。これまで負傷もせずカード制裁も例年より少ないこともあり、90%以上の試合にスタメン出場している。シーズン終了までに徐々にバルサAチーム選手として紛れ込み、そして来シーズンは片足をAチームに突っ込んでくることに期待。バルサB時代のプジョーやオラゲールに比べれば間違いなく際だった存在となっている彼だが、バルサAチームの練習や試合にでることによってどのくらい成長するか、それが問題だ。(05年12月)
●バルサBの“プジョー”とならなければならないロドリ。比較的長身ではあるし頭も固くできているからヘディングには強い。フィジカル的にも丈夫にできているようだし、試合が始まると性格も悪くなる方で理想の選手もアヤラときてる。バルサBからAチームに一番近い選手だろう。(05年09月)
●エスパニョールのカンテラ育ちだったロドリがバルサに入団してきたのは2001年のこと。まだ16歳だった彼は“フィジカル的に見て将来が望めない”としてエスパニョールを追い出されている。要するにデフェンサの選手としてはチビだったのだ。その彼が急に身長が伸び始めたのはバルサに入団してきて半年ぐらいたったときらしいから、わかんねえもんだ。
そしてバルサ入団2年目、つまりフベニル2年目のシーズン後半にいきなりバルサBに招集される。負傷者とカード所有者が多く頭数さえそろわないバルサBのデフェンサ、そこで当時の監督だったキケ・コスタスによる緊急策としてフベニルからロドリが呼ばれた。そしてその期待に見事に応えたロドリ。次のシーズンからはもちろんバルサBの選手となる。
今では身長186cmと成長した彼は、今シーズンでバルサB在籍2年目を迎えることになる。「憧れの選手はバレンシアのアヤラ」と言うように、高さに強く、強固なフィジカルを駆使しての容赦ないプレーが彼の目指すもの。今シーズンが開幕されている頃にはようやく20歳となる。
バルサ一部チームのカタルーニャどさまわりプレステージに招集。(04年09月)
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