●今シーズンはとにかく負傷の多いアルナウだ。シーズンが始まってからすでに3度ぐらい負傷で倒れているのではないだろうか。バルサBではベテラン選手としての経験を生かし貴重な存在だが、来シーズンにはもうクラブにはいないだろう。故郷のマジョルカで雇ってくれませんでしょうか?(05年12月)
●今シーズンもバルサBに残るとなると5シーズン目となる超ベテラン選手。“残るとなると”としたのはプレステージの段階ではほぼ片足バルサBの外にいたからだ。だがすでにシーズンも始まり、少なくても冬のマーケット時期まではバルサにいることになりそう。アルナウの残留は、フベニルやバルサCから何人かの若手が上がってきているのでベテラン選手を必要とする監督の要請ということだろう。(05年09月)
●相手の選手にとっては嫌なタイプの存在であり、監督にとっては、それがどんなチームであろうと、彼のような選手を一人は必要とするタイプ。ファイトあふれるプレーや相手のボールを奪う仕事を確実にこなしていくアルナウ。かつて遠い昔、バルサにいたダビッツという選手と同じような仕事を得意とする。今年の10月には24歳となるアルナウは、すでにバルサBでの選手経験は今シーズンを含めると4シーズン目となる。
今から4年前、アルナウはオラゲールと一緒の時期にバルサに入団してきている。もちろん所属していたクラブはそれぞれ違うものの、年齢的には近い存在。オラゲールはバルサ一部選手として昇進し、彼もまた今シーズンに勝負をかけなければならない。彼を高く評価していた当時のバルサBの監督であるキケ・コスタに呼ばれバルサに入団し、そしてキケの後を継いだペレ・グラタコス監督にも絶大の信頼を得ている。それは昨シーズンの途中からカピタンマークを巻いていることからも明らかだ。
チームを構成する選手の若返りを図るためにも、何人かのバルサBベテラン選手が放出されたが彼だけは残ることになった。今シーズンのバルサBでプレーする若手の兄貴分として、そしてバルサ一部チームへの招集を目指してアルナウはいつでもファイト満々だ。
バルサ一部チームのカタルーニャどさまわりプレステージに招集。(04年09月)
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