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● バルサＡチームの日本遠征にも招集された選手であるから、ライカー監督からはそれなりの評価を得ているのだろう。だが、バルサＢでは絶対のスタメン選手とは今のところなっていない。もともと左インテリオールのポジションを得意とする選手だがジョルディの躍進がそのポジションでの起用を邪魔している。したがってここのところ左エストレーモとしてプレーしているが、このポジションとなると彼の持ち味が半減しそうな気がする。（05年12月）
●昨シーズンはバルサＣカテゴリーで登録されていたが、ペレ・グラタコス元監督はシーズン途中からバルサＢに上げてプレーさせる予定だったらしい。だがその計画が大きく変更されたのは当時大流行だった“長期リハビリ”病にかかってしまったことだ。バルサＡチームの４人の“長期リハビリ”病先輩選手より遅れて患者となったためシーズン終了間際にも試合には出場していない。
だが、そんな彼に遅ればせながらの幸運が舞い降りてきた。６月、すでにシーズンが終了していたバルサＢはベトナムへと遠征にでかける。この遠征にはランサロテ選手共々ピトゥも計算外として招集されていない。そしてバルサＡチームはほぼ時期を同じくして日本金稼ぎツアーに出かけることになる。ピトゥに幸運が舞い降りてくるのはこの時だ。遠征に参加するはずだったロナルディーニョやプジョーの不参加が決まった段階で人数合わせて的な意味合いでランサロテや彼に白羽が当たることになる。（05年09月）
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