● 昨シーズンはフベニルAで、今シーズンの最初はバルサCで、そして現在はバルサBでプレーしていて、文字通り上昇カーブを描いているマーク・バリエンテ。この選手も2、3年以内にはバルサAチームに上がってきてもおかしくない、というかそういう期待を抱かせてくれる選手。身長はあるが少しキャシャな感じを受ける選手だが、彼はまだ18歳だ。メッシーやセスクなどの1987年生まれ世代に属する選手であり、同じ年代のジェラール・ピケにも負けない才能はじゅうぶんにあると思う。フベニルAやバルサCではセントロカンピスタの選手として登録されているし、状況に応じてはピボッテのポジションに起用されても問題ない。いずれにしても将来が楽しみな選手。スペイン・アンダー19代表選手。(05年12月)
●昨シーズン、フベニルAでセントラル、ラテラル、そしてピボッテとポジションがコロコロと変わって起用されてきたバリエンテは、どこでプレーしていようがカピタンマークを付けていた選手。その彼がバルサBに登録されていないのは、まだ18歳ということもあるが、それ以上にバルサCのまとめ役として期待されているからだろう。だがこの選手も事情次第ではバルサBでプレーすることになると思う。期待の選手。そして昨シーズン“トリプレッテ”を達成したチームのカピタン。
ロホ監督評
「グランドの中ではもちろんグランドを離れたところでもカピタンとして貴重なチームまとめ役となってくれている。自然なポジションはセントラルだが、事情に応じてピボッテもこなせる。彼の素晴らしいところはどんな状況でも冷静でいることだろう。彼のそういう姿勢がチームを的確にまとめる要素となっている。将来的にはバルサAチームでじゅうぶん期待が持てる選手の一人だ。」(05年09月)
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