バルサBにジェフリー選手入団
(07/01/06)

Jeffrey Hoogervorst、発音のややっこしそうな苗字の方は無視することにして、簡単な名前の方を選んでジェフリーと呼ばせてもらおう。1984年10月23日アムステルダム生まれの22歳オランダ人選手ジェフリー、この人が冬のマーケット期間を利用してバルサBに入団してきた。どうやらセントラルの選手のようで、バルサとの契約は今シーズン残りの半年のみ、ただし2年間のオプション契約もついているとクラブオフィシャルページは発表している。

アヤックスのカンテラ選手として少年時代を過ごし、10代後半に入ってスペインのスポルティング・ヒホンに移籍入団。このクラブでは25試合出場しただけで、その後は二部Bカテゴリーのクラブにレンタルされたまま去年の6月に契約終了。と、スポルティング・ヒホンのオフィシャルページが発表している。そこで、どうしたわけかレアル・マドリBチーム監督のミッチェルが彼の獲得に乗りだし、二部カテゴリーでプレーしているマドリBチームに入団したのが今から半年前。だがシーズン開始当初に負傷したこともあり、去年の12月が終了するまでにほとんど試合に出場することもなくわずか半年間で計算外選手となったようだ。正確に言えば出場時間は1分、しかもこの短い時間内でタルヘッタまでもらうという奇跡を演じている。これもマドリオフィシャルページが申していること。

さて、じゃあ、実際はどういう選手なのだろうと、スポルティング・ヒホンやマドリの非公式サイトやカンテラファンサイトをのぞいてみると、どうやら遊び好き坊やのようで、ファンからはあまり評判が良くない。去年の6月にヒホンが契約延長を申し出なかったのは、度重なる“夜のスキャンダル”が理由だとか噂されているようだし、マドリBが半年で彼を追い出したのはその“夜のスキャンダル”に嫌気がさしたという噂まであるようで・・・こりゃあ、リトル・クルービーだ。

というわけで、噂をいっぱい抱えた楽しみな選手がバルサBに加入。それもオルモ、バリエンテ、フラゴッソ、ボティアと4人もいるセントラルのポジションの補強をはかり、一人も良い選手がいない左右ラテラルを補強しないという、不思議なアレサンコ・コスタス路線であります。