Thiago Alcantara Do Nascimento
ティアゴ

1991/04/11
Brasil
---cm / --kg
Centrocampista
FC Barcelona Atletic

2005 - 06 Cadete B
2006 - 07 Cadete A
2007 - 08 Juvenil A / FC Barcelona B
2008 - 09 FC Barcelona Atletic


ガイ・アスリンと共に、このティアゴ・アルカンタラの成長が大いに期待された今シーズン。だが、これまでのところ、その期待はまったくの空振り状態となっている。その理由は二つあると思う。一つは、彼には珍しく2か月前後ののリハビリ期間が必要な負傷を負ってしまったこと。もう一つは、ルーチョ監督の強い希望で加入してきたロンガスという選手が、ティアゴと同じポジションであること。したがって、負傷する前だけではなく、負傷から戻ってきても彼の起用度はとてつもなく低い状態だ。果たしてリーグ後半戦に入ってからこの状況が変化するのかどうか、それはルーチョ監督のみ知るところ。このチームのセントロカンピスタの中で明日を感じさせてくれる唯一の選手であるだけに、状況が変化することを期待するしかない。(09年01月)

昨シーズンはカデッテAからフベニルAへ昇進し、今シーズンはフベニルAからルーチョバルサへと昇進してくる期待のセントロカンピスタ。シーズン開幕戦こそスタメン出場ではなかったものの、試合ごとに着実にスタメンを勝ち取っていくだろう。ブラジル人ならではのテクニックの持ち主ながら、欠点は独りよがりのプレーが見られること。だが、厳しいルーチョ監督のもと、今シーズンは大いなる成長を遂げることに期待。カンプノウまでの道のりはそれほど遠くない。(08年09月)
--- 2007 - 2008 ---

昨シーズン在籍したカデッテAから、今シーズンはいきなりフベニルAでプレーすることになり、シーズン途中にはバルサBの構成員の1人となるに違いない。カデッテキラキラ三人衆と呼ばれたパチェッコ、ガイ、そしてこのティアゴだが、順調に上昇気流に乗っかっている。(07年10月)
--- 2006 - 2007 ---

ブラジル人特有のテクニックとリズムの変化を生かしたプレーをするティアゴは、この世代では最も将来を期待されるセントロカンピスタ。相手ゴール前の絶妙のパスはかつてのイニエスタのそれに似ているし、ゴール前のプレースタイルはロマリオのそれに似ている。シーズン途中からカテゴリーを上げて来るであろう選手の一人だ。明日のキラキラ星選手。(07年01月)
--- 2005 - 2006 ---

シーズンが開始された最初の頃はスタメン出場がほとんどなかったが、バルサの水に慣れてきた11月頃からはスタメン出場が多くなった。いかにもブラジル人選手という臭いを感じさせてくれるティアゴだ。体の使い方とかボールテクニックに素晴らしいものがあるし、15歳とは思えない不思議な雰囲気がある少年。セントロカンピスタとしてはイニエスタの再来と評価する人もいるようだ。(06年01月)

かつてセルタでプレーしていたマジーニョの息子。プレステージの試合を見た限りロマリオのガキの頃はこんな感じじゃなかったのかと思わせるような雰囲気を持っている。ポジション的には親父さんのマジーニョよりは相手ゴールに近いメディアプンタ。とてつもなく楽しみな選手。(05年10月)


参照記事
「キラキラ星たち」ティアゴ