アーセナルがピケの獲得を狙っているというニュースが飛び出してから２か月という時間が経過、それでもいまだに彼の将来は謎のままだ。
バルサはすでに彼に対して新たな契約更新のオファーをだしている。アーセナルのオファーも彼の代理人のもとに届いている。したがってどちらを選択するかはピケ当人の問題。だがなかなか結論がでないようだ。
「我々のオファーは金銭面で言えばアーセナルのものより低いかも知れない。だが彼はバルサでプレーしているということを忘れてはいけない。若い彼にとって、今は経済面ばかりを考えるべきではないだろう。いったい自分はどこのクラブでプレーしているのか、それを考えるべきだ。」
そう語るバルサ・インフェリオール・カテゴリーの責任者であるジョセップ・コロメール。
だがピケの代理人であるアルトゥーロ・カナーレスは少し違う観点から契約内容そのものを問題にしている。
「経済的な問題はおいておいて、我々が納得できないのはジョセップ・コロメールが作成した契約内容そのものなんだ。例えば、将来ピケを移籍するとクラブが決めた場合、行き先クラブは１００％クラブ側が決める権利を要するとかね。そして何よりも納得できないのは、２か月前にアーセナルからのオファーが来て以来、彼は一度も試合に出してもらえない状況にあることだ。」
ここら辺の細かいことになると外部にいるシロウトには全然どうなっているのか理解できないけれど、２か月間干された状態になっていたジェラール・ピケは先週末の試合ではスタメンで出場しゴールまで決めている。