Bojan Krikic Perez
ボージャン


ボージャン、ハットトリック×2
(03/11/25)

先々週の試合には高熱で倒れていたボージャンだが、先週末の試合にはどうにかこうにかチームに復帰。アウエーでのペーニャ・バルセロニスタ・コルブラン・サンツという、とてつもなく長い名前のクラブとの試合に出場した。この試合、バルサ・インファンティールAは0−7で大勝することになるが、ボージャンはなんと6点をもぎ取っている。

少年カテゴリーの一番下となるベンハミン・カテゴリーで226ゴールを記録し、アレビンBで69ゴール、アレビンAで92ゴール、そして昨シーズンに在籍していたインファンティルBで36ゴール。今シーズンのゴール数を計算に入れなくてもすでに423ゴールを記録し、これまでバルサのカンテラで記録されてきたすべてのクラブ記録を破る勢いでゴールを決めまくっている。

「カンテラ 明日のキラキラ星」より


ボージャン、ハットトリックを越えた!
(03/10/10)

ミニエスタディでおこなわれたバルサCの試合前に、インファンティルAの試合がやはりミニエスタディを使用しておこなわれた。これまではインファンティルカテゴリーの試合は子供たちの専用グランドでおこなわれてきたが、今回はテスト発進という感じ。もし選手たちがグランドの広さを苦にしなければこれからも時々ミニエスタディでおこなわれるようだ。

相手はお兄ちゃんチームが国王杯で戦ったグラマネのインファンティルカテゴリーチーム。バルサはヤゴ(10番)、ボージャン(9番)の活躍で6−0で勝利。何とこの試合でボージャンは5点を決めている。もしペナルティーの失敗がなければ6点をもぎ取っていたことになる。
フェリシダーデス!ボージャン!

「カンテラ 明日のキラキラ星」より


メッシー、ボージャン、それぞれ活躍中
(03/09/17)

リスペイン各クラブのインファンティル・カテゴリーを集めての大会がリオッハでおこなわれている。アルネド杯というこの大会でバルサはマドリと対戦。前半、後半ともそれぞれ25分の試合形式でおこなわれるこの試合、マドリは前半5分でペナルティーを決め0−1とリード。だがバルサは12分にエンリコ坊やのゴール、そして後半14分と18分にボージャンがそれぞれゴールを決めて3−1でメレンゲ小僧どもを悔し涙でいっぱいにしてやった。ちなみにボージャンの2得点はヤゴのアシスト。

  ----後略----

「カンテラ 明日のキラキラ星」より


バルサカンテラ最新の宝石
(03/09/13)

「ゴールを奪うことがボクの仕事。もしそれがうまくいかないときはイライラするんだ、自分に対してね。でもゴールは自分だけの力で生まれるものじゃない。チームが一つになったときに生まれるものなんだ。」
これが今年12歳になるバルサカンテラ最新の宝石ボージャン・クルキック君のお言葉だ。

彼の名前を初めて聞いたのは2年前。ヤゴが話題になったときにヤゴからのパスをよくゴールしている選手がテレビに写されていた。それがボージャンという名前だった。

一番下のカテゴリーであるベンジャミンカテゴリーで226ゴール、アレビンBで69ゴール、アレビンAで92ゴール、そして昨シーズンはインファンティルBで36ゴール、バルサカンテラのすべての記録を塗りかえたボージャンはこれまで合計で423ゴールを決めている。そしてこれらの423ゴールの思いではすべて彼のノートに記録として残されているという。ゴールの感触を忘れないために、ゴールするごとにその夜にノートをつけるボージャン。

お母さんはプジョーの生まれ故郷であるレイダ県の人、そしてお父さんは元レッド・スターの選手だったというユーゴスラビア人。ボージャンのアイドルは二人、一人はパトリック・クルイベル、そしてもう一人はカルラス・プジョー。クルイベルはデランテロとしての見本となる選手であり、多くの批判がありながらもヨーロッパ最高のデランテロだと思っているという。そしてプジョーはカンテラの鏡であり、将来は彼のようにバルサエスクードを肌に染みこませてグランドを走り回る選手になりたいから、なそうな。パトリックのようなデランテロセンスを持ち、カルラスのようなハートを持った選手、これは凄いぞ。

この最新の宝石を見つけたのは誰か、そう、それはもちろん、今は亡きオリオル・トルトさんだ。彼が生前に見つけた最後の宝石だ。

「こちらカピタン」より