ボージャン、7シーズン889ゴール
(06/04/27)
ボージャン・ケルキック、ポジションはデランテロで身長169センチ体重62キロ、1990年8月28日生まれだから今のところ15歳。今シーズンはカデッテA所属選手としてスタートし、クリスマスあたりのシーズン途中でフベニルBでの試合に出場する機会が多くなり、そしてシーズンが終了する時点ではフベニルAチームでプレーしている。今シーズンが終了した段階で彼にとってバルサの選手としての7シーズン目が終了し、ベンジャミンカテゴリーから始まった彼のゴール記録数は何と889ゴールに達している。単純計算でいけば1シーズン127ゴールを決めていることになる。もちろんバルサインフェリオールカテゴリー史に残る数字だ。
彼にとっての889ゴール目、それはフベニルAチーム選手として初めて獲得したゴールであり、このリーグ最終戦での劇的なゴールによりフベニルAチームをリーグ優勝に導くことができた貴重なゴールでもあった。カデッテA選手からフベニルB,そしてフベニルAチームへと1シーズンで移っていった経験について次のように語るボージャン。
「正直言ってあまり違いを感じることもなかった。確かにカテゴリーが上に行くほど相手選手の当たりが強い感じがした。でも、自分のプレースタイルというのは相手選手との接触で勝つと言うよりは、接触する前に抜き去ることだからあまり気にならなかった。来シーズンはどこのカテゴリーでプレーしたいかって?自分としてはどこでも良いんだ、本当に。バルサのユニを着てプレーできればどこでも良いんだ。だって、そのことが自分にとって一番好きなことであり大事なことなんだから。」
---中略----
優勝候補の名が高いバルサとレアル・マドリが同グループに入っている。まず5月1日にマドリ対ラス・パルマス戦がおこなわれ、バルサの初戦はその敗者チームとの試合だ。そして5日にレアル・マドリとラス・パルマス勝者との試合をバルサがおこなう。グループBも同じようなスタイルで試合をおこない、それぞれのグループ首位チームが7日に決勝戦を戦うことになる。だが、残念ながらボージャンはこの大会に参加できない。なぜなら彼はスペインアンダー17代表に招集されてしまっているからだ。弱冠15歳という、代表チーム選手の中にあって最年少で参加が決まったボージャン。この大会については開催が近づいてきたら触れてみよう。
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