モッタ、リハビリ第二巻

9月11日のセビージャ戦で大負傷をおってから、ヒザの腫れの引くのを待って手術をおこなう予定になっていたモッタに“その日”がやって来た。9月27日、アメリカはコロラドで手術がおこなわれる。

バルサ医師団のすすめるドクターを受け入れるか、彼が信頼しているエスパニョール医師団の親分であるラモン・クガット医師にするか、あるいはジオがすすめるアメリカの医師を選出するか、三つに一つの可能性があった手術担当医師。モッタは最終的にアメリカの医師にヒザの運命を任せることに決意。バルサ医師団の親分であるジョルディ氏と一緒に週末にはアメリカに飛んでいる。手術を担当するのはリチャード・ステッドマン医師。ヒザの手術の専門医であり世界的に名声を得ている名医であるらしい。ジオをはじめロナルドや多くのスポーツ選手の手術を担当してきている。

27日に手術をおこなってから、少なくても2週間はアメリカに残ることになるモッタ。手術後に必要な基本的なリハビリをおこない、それがすみ次第バルセロナに戻ってきて、復帰までの本格的なリハビリをおこなうことになる。(2004/09/26


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