試合予定
7月
26
Grenoble-Barcelona
28
Lausana-Barcelona
30
Servette-Barcelona
8月
2
Parma-Barcelona
4
Ajax-Barcelona
7
Newcastle-Barcelona
13/14
CL 予備戦(Ida)
23
Barcelona-Estrella Roja
27/28
CL 予備戦(Vuelta)

プレステージ日程表

その18 2002年8月11日 バルセロナ
(02/08/11)
すべてをバルソビア戦に向けて

ニューキャッスル戦終了後、深夜の飛行機に乗りバルセロナってきたのが8日(木曜日)の夜明け。だが選手たちに休みは与えらない。夜明けにバルセロナ空港で解散した選手たちは、その日の午前中にはカンプノウでの軽い練習をおこなっている。しかしさすがに翌日の9日(金曜日)は久しぶりに1日完全休養日となり、疲れをとることができたバルサ選手たち。10日(土曜日)は再びキッチリと午前、午後の2回のセッションとなった。

もちろんバルソビア戦に向けての練習となっている。したがってこれまでおこなってきた走り込みなどの体力強化運動というよりは、ボールを使った作戦的な練習がその大半を占める。この日の練習を見る限り、負傷から完全に立ち直っていないレイジンゲルは水曜日の試合には出ない。少なくともスタメンでは出場しない可能性が大だ。したがってこれまでの練習試合通り、ナバーロがスタメン出場する可能性が大きい。また、左メディアプンタでプレーするのはリケルメかルイス・エンリケか、そしてキーパーはエンケかボナノか、あるいはビクトールか。これらはまだ謎に包まれたままだ。

昨日の練習で目立った事と言えば、センターリングの練習に時間を費やしたということだろう。ロッケンバック、モッタ、そしてメンディエタによるセンターリングの練習が延々とおこなわれた。


その17 2002年8月9日 バルセロナ
(02/08/09)
とりあえず総括

4勝2敗という成績でプレステージでの練習試合を終えたバンガールバルサ。残された1週間弱の練習期間を有効に利用し、バルサは14日地元にバルソビアを迎えいよいよ本番に入る。バルサ関係者の見方は楽観的である。これまでの試合で見られたように、いまだに守備陣に不安は残すものの、強力な攻撃態勢がそれをじゅうぶんに補うことができると信じている。

●攻撃的なシステム
バンガールのアイデアは明らかだ。3人のデフェンサ、4人のセントロカンピスタ、2人のメディアプンタ、そして一人のデランテーロ。3−4−2−1システム、このシステムの特徴的なところを幾つかあげてみよう。まず、1人ではなく2人のピボッテが存在するところ。左右のインテリオールの選手は必要に応じてラテラールになり、あるいはカリレーロとなる。いわゆるエストレーモは存在しない。このシステムに要求されるもの、それは強靱な体力と尽きることのない集中力となる。テクニック的には素速いボールの処理が要求される。

●得点能力
6試合で16ゴールを決めているバルサ。1試合につき2.6ゴール計算となる。唯一無得点で終わった試合は最初のグレノーブル戦だけだ。そして得点している選手の配分も見なければならない。いわゆる「ゴール専門家」はいない。サビオラがチーム最高得点の3ゴールを決めているが、残りの13ゴールは9人の選手によって入れられている。クルイベル、リケルメ、メンディエタ、コクー、ジェオバンニ、ロッケンバック、ルイス・エンリケ、ダニ、そしてチャビ。

●危険なディフェンスシステム
「スペクタクルなフットボールだった。カンプノウに来る人々はこういう試合が好きなんだ」
アヤックスとの試合が終わった時にバンガールが語った。アヤックスは後半に4点を入れ、1−3のゲームをひっくり返した試合だ。この試合はバルサのディフェンスシステムの危険性を証明した。だが明るい材料がないわけではない。次のニューキャッスル戦ではデ・ボエルがベテランの味をだし、しっかりとディフェンス陣の要となってプレーしていた。そして多くの選手がこのシステムの危険性を感じていながらも、じゅうぶんにやっていけるシステムであり魅力的であるとも語っている。そう語る一人の選手がチャビだ。彼は危険性は確かにあるものの、有効なシステムであると断言している。

●新しい選手配置
生まれながらのセントロカンピスタであるメンディエタ。彼は右インテリオール、あるいはラテラール、あるいはカリレーロ。メディアプンタとしてリーベルで名を馳せたサビオラは右サイドを義務づけらた。もしボールをとられたらひたすらボールをとりに走り回らなければならない。それがプジョーの位置であろうと。リケルメ、メディアプンタとして自由にプレーすることを天職としていたボカ時代。彼もまた新たなポジションに押さえ込まれている。それは左サイドを支配すること。バンガールのアイデアは良くも悪くも明らかだ。彼のノートに書き込まれているポジションからは誰もが自由を勝ち取れない。明るいニュース、それは新しいポジションで苦労しているサビオラが3点も獲得していることだろう。リケルメも2点入れている。


その16 2002年8月8日 ニューキャッスル >>> バルセロナ
(02/08/08)
最後のテストを終わって

ニューキャッスル戦を最後にすべてのテストマッチを終了したバルサ。昨日の試合後、当初の予定を変更しチャーター便でバルセロナに戻ることにしたバルサの面々。これから14日のバルソビア戦に備えての練習が始まることになる。今日8日は普通に練習がおこなわれ明日の金曜日は久しぶりの完全休養日となる。

左ラテラルをレイジンゲルにするかナバーロにするか、メディアプンタの一人をリケルメにするかルイス・エンリケにするか、まだ細かい問題は残っているがこれらのポジションは体力の消耗が激しいことや、試合の流れによって変えることもできるので、いずれにしてもすべての選手にチャンスが訪れるだろう。だがバンガールがいまだに答えを出し切れていない一つのポジションがある。キーパーだ。

パルマ戦でのエンケ、アヤックス戦でのボナノ、いずれもバンガールを納得させるほどまでの活躍をしていない二人の選手。昨日のニューキャッスル戦を前にして、あるメディアはエンケのスタメンを、他のメディアはボナノのスタメンを予想していた。だがバンガールが選んだキーパーは何とビクトルだった。たぶんバンガールも迷っている段階なのだろう。したがってすべての選手に同じようにチャンスを与えているのかも知れない。

バンガールが抱えるエンケに対する不満は、足でのボール処理がイマイチということだ。バンガールがおこなおうとしているこのシステムでは非常にキーパーのボール処理が大事な要素となっている。極端にいえばディフェンスの一人でもあるからだ。その点、エンケに不満と不安が残る。ボナノはバランス的にはもっとも優れているキーパー。だが彼はバンガール好みのキーパーではない。ボナノの財産であるこれまでのプロとしての経験や、特に弱点のない点を尊重するものの、度々ミスを犯すことも事実だ。アヤックス戦でのいくつかのミスをバンガールは見逃していない。

ビクトルは当初はスイスステージで終了し、アムステルダムステージには参加せずバルセロナに残る予定だった。だがバンガールは彼を最後までプレステージに参加させることにする。その最後の仕事が昨日のニューキャッスル戦だった。彼は誰の目から見ても合格点だ。デ・ボエルであろうとレイジンゲルであろうと、マークが甘いと見るや大きな声を出してゴールから指摘していた。まさに恐れを知らぬ若者に成長しつつあるビクトル。バンガールは彼を非常に高くかっている。もしかしたらエンケやボナノ以上にその才能をかっているかも知れない。だがこのニューキャッスル戦にスタメンで出場したからといって彼がバルソビア戦でそうなる可能性は少ないだろう。やはりこの大事な試合には経験という意味でボナノが最大候補となる。

バンガールの頭の中にできていたボナノ>エンケ>ビクトールという構図。だがプレステージでの最後のテスト試合を終わった段階では、その構図は崩れつつあるようだ。


その15 2002年8月7日 ニューキャッスル
(02/08/07)
最後のテスト(Newcastle-Barcelona 0-3)

14か国19人の外国人選手を擁すニューキャッスル。アイルランド、ウエールズ、スコットランド、フランス、ギリシャ、ポルトガル、オランダ、ナイジェリア、ザイレ、チリ、パラグアイ、アルゼンチン、ペルー、そしてスペイン人のマルセリーノ。監督はもちろんボビーロブソン。チャンピオンズ予備選に向けた最後のテストとなるバルサの試合。バンガールはだいぶ前からこの試合のスタメンがそのままチャンピオンズ予備選のそれとなる可能性が高いと言っていた。したがって非常に注目されれスタメン選手。だがリケルメは負傷が治ってからわずかな時間しかたっていないので温存されそう。選手は金曜日にバルセロナに戻る予定だったが、この試合後すぐにバルセロナに戻ることに予定変更されている。

 1番・ビクトール
 2番・プジョー
 3番・デ・ボエル
 4番・チャビ
 5番・ナバーロ
 6番・コクー
 7番・メンディエタ
 8番・サビオラ
 9番・クルイベル
10番・ルイス・エンリケ(c)
11番・モッタ

キーパーがボナノじゃなくてビクトール、左ラテラルがレイジンゲルじゃなくてナバーロというのが予想とは違うスタートメンバー。プジョーもマンツーマンではなく右ラテラルの仕事をしている。解説者の人がいうにはこのクラブ創立1881年だと。古い!しかも最後に優勝したのが1927年だと。古い!バルサが3年優勝していないからって文句言っちゃあいけない。
開始早々プジョーがシーレルに後ろからひじうちを喰いぶっ倒れてしまった。ノックアウト。相変わらず暴力的なヤツ。プジョー戻れずレイジンゲルに。

12番・レイジンゲル

中盤がメチャクチャ混んでる試合。バルサ攻められっぱなし。15分ぐらいしてからようやくバルサの選手が落ち着いてきた。試合になってきたぞ。とは言っても相変わらずニューキャッスルのプレッシャーが凄い。中盤から前にボールがいい感じで出ないバルサ。デ・ボエルからチャビへ、チャビからデ・ボエルへ、デ・ボエルからコクーへ、コクーからデ・ボエルへ、そしてデ・ボエルからキーパーへというのが続く。そして30分ぐらい、コクーから縦パス一本がクルイベルへ。ゴラッソを決めるクルイベル。まずはイギリス方式で1点。
ここからバルサペース。しばらくしてからメンディエタからのすんばらしいパスがサビオラへ。これをキッチリ決めて観客シ〜〜〜〜〜〜ン。キーパーとの一対一に強い選手はやはりクラックです。0−2。
前半の総括。ニューキャッスルは中盤が強いけれど上と下がイマイチ。特に下はダメ。バルサは大したこともしていないのに2点差で勝っている。ここが「単なる良いチーム」と「ビッグチーム」の違いです。それにしてもプジョーは大丈夫だろうか。

16番・ガブリ

前半途中から入ってきたレイジンゲルに代わってガブリが入り後半開始。前半と同じように強気にスタートするニューキャッスル。でも開始5分にメンディエタからのこれまたすんばらしいセンターリングをルイス・エンリケがヘッディングで決めて3点目。0−3。こんなに確率が良くていいのだろうか。3回のチャンスに3点。たまりません。このゴールのあとメンディエタが最初にボールを触った瞬間、観客席から拍手。ここがイギリスの凄いところ。
15分ぐらい、ルイス・エンリケに対してPK。ここはメンディエタの番です。と思ったらなぜかクルイベルが。見事に失敗。これはいかんぜよ。PKはメンディエタにやらせなさい。

18番・ジェオバンニ

クルイベルに代わってジェオバンニ。サビオラがトップに。もうこのへんからニューキャッスル降参宣言。たんたんとした試合に。

20番・リケルメ

試合終了5分前ぐらいにリケルメ登場。ルイス・エンリケご苦労さん。プジョーがベンチに座っている。たぶん大丈夫なんでしょう。リケルメの見せ場もなく退屈な後半終了。0−3。さあ、次は本番だ!

ビクトールとナバーロ、ほぼ完璧に仕事。
クルイベル、PKさえ蹴らなければ完璧な試合。
メンディエタ、PKを蹴らずとも完璧。

●前半●
●後半●

その14 2002年8月6日 ニューキャッスル
(02/08/06)
明日は最後のテスト

明日(7日・20時)おこなわれるニューキャッスル戦との試合が、チャンピオンズ予備選に向けた最後のテストとなる。バンガールが以前から語っていたように、この試合にスタメンで出場する選手がチャンピオンズ予備選でも同じように出場する可能性が大だ。したがって最後のテストといっても実際は本番に向けた予行演習となるニューキャッスル戦。

アヤックスとの試合が終わりその夜はアムステルダムに宿泊したバルサ。翌日(5日)の午後にはすでにニューキャッスルに到着し、夜の練習をおこなっている。練習風景を見る限り、この試合でも3−4−2−1というこれまでのシステムを起用していくバンガール。したがってチャンピオンズ予備選でもこのシステムで戦っていくことになる。体力が要求されるこのシステムでは各選手の体調が重要な課題となる。3週間たったバルサのプレステージだが、日増しに選手たちの体力も上向きになってきているようだ。

■リケルメ
ニューキャッスルに到着してからの初の練習では一人で走り込みだけをおこなったリケルメだが、明日に試合を控えての今日の練習ではすでにグループに合流している。ニューキャッスル戦ではどうしても起用したいとするバンガールにとって彼の復調は明るい材料となった。

■ロッケンバック
土曜日の練習で捻挫したロッケンバックは大事をとりアヤックス戦には出場しなかった。負傷から2日後の昨日、痛みがまだ残っているため痛み止めを打っての練習に望んだロッケンバック。明日の試合に出場できるかどうかはまだ微妙なところだ。

■クリスタンバール
アヤックス戦の最中に負傷退場したクリスタンバール。彼はそれ以来いっさいの練習に参加していない。明日の試合での出場は100%不可能と診断された唯一の選手となった。

■ガブリ、コクー
両選手とも完全な体調ではなく出場したアヤックス戦。だが昨日と今日の練習風景を見ている限り彼らには問題はなさそう。ガブリ、コクーともバンガールが望めばニューキャッスル戦に出場できる。


その13 2002年8月5日 アムステルダム >>> ニューキャッスル
(02/08/05)
試合終わって

二つの顔を持ったバルサの試合だった。前半のバルサはほぼ完璧と言っていいだろう。だが後半に入り1−3とリードしたところで相手の猛反撃にあいディフェンス面に大きな問題があることを露呈したバルサ。

前半のバルサは素晴らしい戦いをした。ラインがそれぞれ連結しあって、相手に対するプレッシャーもほぼ完璧。今シーズンのバルサに対する大きな希望が感じられる前半。だが後半に入り1−3とリードしたところで緊張感や集中力、そして体力も弱まったバルサには多くの不安材料が感じられることになる。後半45分に4点も入れられたバルサディフェンスが反省すべき点は大いにあるだろう。だが幸運なことに我々はまだプレステージの段階だ。試合ごとのミスをこれからの反省材料としていけばいい時期。パルマ戦で勝利しながらも不満の表情を隠さなかったバンガールだが、この試合には負けたとはいえ満足しているようだ。試合後の記者会見場に現れたバンガールは終始笑顔でメディアの質問に答えていた。
「我々は3週間のプレステージをおこなってきているだけだが、この段階でこのような試合ができることに非常に満足している。前半の我々の戦い方は素晴らしいものだったと思う。私が常に彼らに要求してきたこと、つまり相手ゴール近くでのプレッシャーが理想的におこなわれた。そして攻撃的にも素晴らしいものがあったし、前半に関しては不満を言うところが一切ない。」

そう、確かに前半のバルサは理想的なバルサだった。ボールを支配し、プレッシャーをじゅうぶんにかけ、速いリズムでボールが回っていく。だが後半にはいると急にそれが見られなくなったことに関し、バンガールは次のように語る。
「すべて疲労のせいだ。我々は毎日午前と午後の練習を繰り返して今日まで来ている。選手たちに疲労がないわけがない。今が一番キツイ時期でもあるだろう。しかもワールドカップ組みの選手は練習に参加してきてまだわずかな期間しかたっていない。4点も取られたことはもちろん反省材料として検討していかなければならないが、全体的なミスによる失点ではなく、あくまでも個人技によるミスによる失点だった。それは簡単に訂正していけることだ。だから私は負けはしたが満足している。」


その12 2002年8月4日 アムステルダム
(02/08/04)
5試合目(Ajax-Barcelona 4-3)

ついにやってきました注目の一戦。2、3年後にはバルサを率いるであろう監督がいるアヤックスと2、3年にわたってバルサを引っ張っていく監督がいるバルサとの試合。

 1番・ボナノ
 2番・クリスタンバール
 3番・デ・ボエル
 4番・チャビ
 5番・プジョー
 6番・コクー
 7番・メンディエタ
 8番・サビオラ
 9番・クルイベル
10番・ルイス・エンリケ(c)
11番・モッタ

アヤックスはデランテーロが3人なので4人ディフェンスでスタートと予想されたがこれまでと同じ3−2−4−1という感じ。アヤックスには懐かしのビチケがいる。アラベスを辞めて古巣に戻ったようだ。リケルメ、ガブリは完全な状態ではないのでお休み。開始10分ぐらいか、フリーになっているクルイベルにサビオラからのパスが見事に伝わりキーパーと一対一になったクルイベルが勝利。ちなみにクルイベルはゴール祝福をせず。当然です。まず0−1。
プジョーは左ラテラルとなっているけれど実際はバンデル・ナントカという選手の個人マークについているため、そのナントカさんが下がれば彼も一緒。ということでディフェンスは基本的に二人のセントラールで、必要に応じてモッタやメンディエタが下がってきている。したがってラテラルは一人もいない。今シーズンはプジョーのラテラルからの上がりはないと思われ。今シーズン、彼はマンツーマン用選手だ。
20分あたりからアヤックス猛攻開始。ボールを奪うとロングパスで対応するバルサ。悪い傾向だ。でもアヤックスの猛攻も15分と続かない。
カウンターアタックでバルサが細かいパスを通していく。メンディエタが一対一に勝ち相手ラテラルを抜いてゴール前に走り込んできたサビオラにピッタリのセンタリング。でもボールは観客席2Fへ。サビオラ初ゴールならず。
ところが、ところが、センターラインあたりのファールをデ・ボエルがロングパス一本でクルイベルへ。頭でそれをゴール前に落としたところにサビオラがウサギのようにドドドドドドッッッと走り込みゴール。おめでとう、コネッホ、初ゴールです。これで0−2。ここまでプジョーはバンデル・ナントカという選手に完勝。前半終了。

12番・レイジンゲル

クリスタンバールに代わってレイジンゲルが入っただけで後半開始。バンガールはマジにやろうとしている。アレアレ、何だか知らないうちにプジョーが抜かれ1点入れられてしまった。そしてそして1分もたたないうちにサビオラのラッキーゴール。コクーのセンタリングをディフェンスが変にはじいて、それをサビオラが失敗のシュートであったにも関わらすボテボテゴールが入ってしまった。1−3。サビオラ初めての笑顔。
そして、ここまでで最高のシーンが登場。5、6人のバルサ選手によるワンタッチパスが見事につながり最終的にクルイベルからモッタにわたり得点。だがわけも分からず無効に。多分ありもしないオフサイドか。
ここらあたりから両チームによる猛攻撃が行ったり来たり。面白い試合になってきた。
バンデル・ナントカという選手がゴラッソを決め2−3。プジョーが初めて彼に負けた。とても良い選手。2、3分後にこの選手ドサクサに紛れてまた決めた。ディフェンスがあたふたしている。これで3−3。
同点となったところで選手交代。

15番・ナバーロ
17番・ガブリ
19番・ダニ

アヤックスの猛攻が続く。バルサ苦しい試合。30分過ぎから攻められっぱなしのバルサ。守備の練習でもしようというのか。アヤックス猛攻、猛攻、そして猛攻。耐えるバルサ。アヤックスが点を入れるのは時間の問題という感じ。残り3分ぐらいでサビオラに代わりジェラール。

14番・ジェラール

試合終了間際、ビチケがフリーキックを決めついにアヤックス逆転。くるもんが来た感じ。少なくとも後半はアヤックスがバルサをはるかに優っていました。試合終了。アヤックス優勝。
レイジンゲル、今日は最悪。
ボナノ、非常に不安定。
ダニ、もうテストの必要なし。

●前半●
●後半●