Daniel Tortolero
●トルトレロ●

生年月日    1981年9月6日
出身地     Barcelona
身長・体重   183cm  82kg

1992年、11歳でバルサ入団


1992−93 アレビンA
1993−94 インファンティルB
1994−95 インファンティルA
1995−96 カデッテB
1996−97 カデッテA
1997−98 フベニルB
1998−99 フベニルA
1999−00 バルサC
2000−01 バルサB
2001−02 バルサB
2002−03 バルサB
2003−04 エルチェにレンタル
2004−05 ナスティック(二部A)にレンタル
2005−06 エルクレスに移籍

昨シーズン、トルトレロがナスティックにレンタルされたときに触れたように(下部参照)、Aチームでのチャンスを一度逃すと余程のことがない限り美味しいチャンスは戻ってこない。バルサBで2シーズンにわたりカピタンを務め、彼の隣でプレーしていたオラゲールをしのぐ存在だったトルトレロ。そしてタイミングよくバルサAチームでデビューし確実チャンスをものにしていったオラゲール。ここ2年間で彼らの間では大きな差がついてしまっている。

今年の夏、ナスティックへのレンタル期間が終了しバルサBに戻ってきた。その彼を待っていたのは彼を誰よりも知るキケ・コスタス監督だ。若手が増えたバルサBであるだけに、もしトルトレロがチームに残るとすれば若手の精神的な要となる貴重な存在となるに違いない、そうキケ・コスタスが考えたとしても不思議ではない。実際、バルサBのプレステージに2週間参加していることもあり、バルサBへの復帰という可能性もありそうだった。だが最終的に彼はエルクレスから来たオファーを受けることになる。二部Aカテゴリーに在籍するクラブであるし、そして何よりも、彼にとってバルサBに戻ることは一歩後退を意味したのかも知れない。

バルサとの契約はまだ1年残っていたが、バルサ側はレンタルではなく無料移籍を認めている。したがって、11歳でバルサに入団してきた彼は24歳となる今シーズンからバルサとは縁のない選手となった。エルクレスとの契約は1年、だが20試合以上出場すれば自動的にもう1年残留となる契約だそうだ。

スエルテ!ムーチャ・スエルテ!


ーー2004年8月のコメントーー
もし、バンガール第二次政権時代のチャンピオンズリーグでのブルッハスとの試合で負傷しなければ、そして、もし、その負傷がマラガ戦に出場できるほどの軽いものであったなら、たぶんダニ・トルトレロは昨シーズンはエルチェにレンタルされていなかっただろうし、今シーズンもナスティックにレンタルされていなかったかも知れない。もし、という仮定の話をしてもしょうがないけれど、もし、ほんの少しの幸運に恵まれていれば、彼は一部チームに定着してプレーしていてもおかしくない選手だった。そして、もし、トルトレロがバルサ一部定着選手となっていたら、レンタル運命をたどっていくことになったのはオラゲールだったかも知れない。

昨シーズン、ダニ・トルトレロは守備的ピボッテとしてエルチェでプレーしている。バルサBではセントラルだった彼だが、そのポジションもなかなかいけるということを証明したシーズンだった。いずれにしても今のオラゲールを見ていると、ダニ・トルトレロは不幸な選手という気がしてならない。


参照記事
「カンテラ 明日のキラキラ星」