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Oscar Lopez Hernandez
●オスカー・ロペス● |
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生年月日 1980年5月11日 出身地 バルセロナ 身長・体重 178cm 70kg 1990年、10歳でバルサ入団 |
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1990−91 ベンジャミンA 1991−92 アレビンA 1992−93 インファンティルB 1993−94 インファンティルA 1994−95 カデッテB 1995−96 カデッテA 1996−97 フベニルB 1997−98 フベニルA 1998−99 バルサC 1999−00 バルサC 2000−01 バルサC 2001−02 バルサB 2002−03 バルサB 2003−04 バルサA 2004−05 ラッチオにレンタル 2005−06 ベティスにレンタル 2006−07 ベティスに移籍 |
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2004−05シーズンはイタリアのラッチオに、昨シーズンはベティスにレンタルされていたオスカー・ロペスだが、今シーズンからベティスと4年契約を結びバルサから完全に縁が切れることになった。2008年6月30日までバルサとの契約が残っていた彼だが、ベティスへの移籍料として20万ユーロ、そして10%の保有権をバルサが保持することで契約を解除している。つまり将来どこかのクラブに移籍する際にはその移籍料の10%をバルサがいただけるということになる。
彼が昨シーズにベティスにレンタルされたのはベティス監督セラ・フェレールの強い要望があったからだが、今シーズンからセラはギリシャのAEKアテネの新監督に就任している。そしてその就任が決まってからすぐにオスカー・ロペスのレンタルを要請し当人とバルサにオファーを出している。だがどのような理由があったのかわからないが、最終的に彼はベティスからのオファーを受けることにした。昨シーズン公式試合出場は27回、そのうち26試合がスタメン出場となっている。 まだサンブロッタの加入が決まる前の移籍だ。伝説ベレッティ選手がいらっしゃるとはいえ、バルサには右ラテラルポジションに絶対と言える選手がいなかった。したがって右も左もできるオスカー・ロペスなどは便利な選手ではあると思えるものの、たぶんライカー好みの選手ではないのだろう。彼を必要とするクラブで大いなる活躍をすれば良い。UEFAカップ参加権を獲得することがシーズンの成功とするチーム、例えばベティスとかサラゴサとかオサスナとか、そういうチームでは貴重な存在の選手として活躍できると信じている。それにしても20万ユーロ(約3千万円)という子供だましの移籍料はどのようにして計算されて出てきたのだろうか。 カンテラ中のカンテラ選手だったオスカー・ロペスにムーチャ・スエルテ! |
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ーー2005年レンタルのコメントーー “半年遅れのレンタル”、そう呼んでもいいかも知れないオスカー・ロペスのベティスへのレンタル移籍。なぜなら今年の1月にベティス監督セラ・フェレールの要請で彼はもう少しのところでラッチオからベティスにいくはずだった。しかし、クラブ間の交渉が最終的にもつれてしまい実現されなかった。それから約半年後、オスカー・ロペスはラッチオからではなくバルサからベティスへとレンタルされた。左ラテラルの補強が必要ということでこの1月に彼を欲しがったセラ・フェレールだが、今回はメリという右ラテラル選手の穴を埋めるため。器用さが売り物の一つとなっている彼らしいエピソードだ。レンタル期間は1年間のみ。 10歳でバルサインフェリオールカテゴリーに入団し、一段一段と地道に階段を上がりながらバルサAチームにたどり着いたオスカー・ロペス。そして2003年5月、臨時監督ラドミル・アンティックの手によりクラブに入団して以来13年目にしてバルサAチームデビューという夢を達成した。その彼がさらに経験を積むためにラッチオへとレンタルされたのは昨シーズン。彼を欲しがったデモニコ・カソ監督がラッチオを解任されるまでリーグ戦やUEFAカップなどを含めて14試合に出場しているが、新監督が就任してきて以来干され状態にあったらしい。 マシア先輩であるミンゴはもうベティスにいないものの、マラガから今シーズンやって来たミゲランヘルはやはりマシアの先輩だ。そして、もちろん、バルサインフェリオールカテゴリー時代の責任者であったセラ・フェレールが監督をしている。なかなかいい環境のもとでプレーできそうなオスカー・ロペスに・・・、 ムーチャ・スエルテ! |
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ーー2004年8月のコメントーー バルサBの抱えていたチーム事情によりラテラル選手となってしまったオスカー・ロペス。右でも左でもやれる器用さを買われて彼は一部チームでもラテラル選手として認識されるようになってしまった。でも彼の本来の持ち味をだせるポジションは決してラテラルではなく、もっと上の方でプレーするのが似合う選手だ。もしインテリオールというポジションがあるシステムであれば、オスカー・ロペスは右インテリオールでも左インテリオールでもやっていけるだろう。今シーズンのプレステージで見せたようにピボッテとして起用するのも悪くない。いずれにしてもラテラル向きの選手ではないのに、それなりのプレーを見せてしまう器用さが良くもあり悪くもありという感じ 彼の最大の魅力は右足からでも左足からでも関係なく出される正確なパスにあると信じている。昨シーズン59回蹴って2回しかゴールを決められなかったロナルディーニョのフリーキックよりは良いものを持っている。 同年代のフットボール少年の何百人、何千人、あるいは何万人に一人という確率でベンジャミンというバルサの最年少カテゴリーに10歳で入団し、そしてカンテラ選手の何百人に一人という確率ですべてのインフェリオールカテゴリーを経験して一部チームにまで上がってきた選手だけに、ラッチオでどうにか結果をだしてバルサに戻ってこれると良い。 |
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参照記事 「カンテラ 明日のキラキラ星」 「こちらカピタン」 |