１９９９年、１３歳で入団

バルサＢに本格的にやって来た昨シーズン、彼はほとんど出番がなく終わっている。負傷してしまったという不運もさることながら、彼のポジションであるエストレーモにはオルランディ、ジェフレン、ジョバニ、トニー・カルボという、やはり素晴らしい選手がいるため、今シーズンもかなり難しいシーズンとなるのではないかと予想していた。そしてシーズンが開始されてみると、やはりその予想どおり彼の出番はなかなかやって来ない。ただ、右ラテラル不足というチーム事情が、モンタニェスに新たなチャンスを与えることになる。だが、それも２試合程度のみのスタメン起用ということで終止符が打たれてしまった。そして気がついてみれば、ボージャンというメディアチックな選手の登場と共に、エストレーモ選手としての彼の出番は皆無となってしまう。

２００４−０５シーズンにはフベニルＡ、バルサＣ、そしてバルサＢという３つのカテゴリーで年間８０試合以上の試合に出場し、将来を大いに期待された選手ながら、翌シーズンからは影が薄くなっていく。フィジカル面には恵まれていないものの、テクニックとスピードを生かしたプレーが彼の持ち味。多くのデランテロ選手を抱えるバルサＢでは残念ながら良いところを見せられずじまいとなってしまった。バルサＡチームの選手がクリスマス休暇を開始した１２月２２日、モンタニェスは８年間のバルサ生活に終止符を打ち、新しい環境のもとで再出発することを決意。まだ、２０歳になったばかり。ビジャレアルという新しいチームで是非とも頑張ってみよう。

スエルテ、モンタニェス！

ーー2005年9月のコメントーー

● キラキラ星にもあるように、とにかくありとあらゆる試合に出まくったシーズンを過ごしたモンタニェス。だが今シーズンはフベニルＡにはもちろん、バルサＣにも派遣されることはないだろうから、じっくりとバルサＢでプレーすることになるだろう。昨シーズン、トリプレッテを達成した選手。

ーー2005年12月のコメントーー

● フベニルＡ，バルサＣ，そしてバルサＢで昨シーズン８０試合前後の試合出場した彼だが、今シーズンは負傷もしていないのに出番がなかなかやって来ない。昨シーズンと今シーズンの唯一の違いと言えば、キケ・コスタスという新しい監督がやって来たことぐらいだから、たぶん監督のお気に入り候補に入らない選手なのだろう。ここら辺がなかなか難しいところだ。ただ、オルランディがそれほど使えずピトゥだけが左エストレーモとなっているので、シーズンの後半に入ってくれば当然ながら出番はやって来る。どのくらい監督にアピールできるか、そこがモンタニェスの課題となる。

ーー2006年９月のコメントーー

●２００４−０５シーズンにはフベニルＡカテゴリーをスタートとし、シーズン途中からバルサＣ，バルサＢへとドンドン登りつめていった選手だけに、バルサＢ登録の最初のシーズンとなった昨シーズンは大いなる期待がかかっていた。だが残念ながらまったくの期待外れのシーズンを過ごしている。負傷が多かったこと、そして左右のエストレーモにはクリスティアンとオルランディという絶対スタメンの選手がいたことなどにより、スタメン出場して９０分間プレーするということはほとんどなかった。２年目の今シーズンだが昨シーズン以上に難しいシーズンとなりそうだ。