3人のカンテラ
(06/01/15)

カンプノウでおこなわれたサモラ相手の国王杯に3人のバルサB選手が招集されている。ペーニャ、ジョルディ・ゴメス、そして最も“ベテラン”選手と言っていいロドリの3人だ。年齢的には22歳のペーニャが一番の年上となるが、21歳のロドリは招集回数も最も多いしバルサAチームデビューの経験を持つ。そして20歳のジョルディ・ゴメスにとってはアウエーのサモラ戦に続いて2回目の招集となった。

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またまた残念賞となってしまったのがペーニャ選手。彼は2002年5月29日、タイでおこなわれたナントカという地元チーム相手の試合にバルサAチーム選手として出場している。だが、これはもちろん親善試合、彼が18歳の時だ。そして2002−03シーズンにはベンフィカ相手の試合にも出場している。だが、これも親善試合。2003−04シーズンにはフィゲーラス戦、中国戦にも出場しているが、これまた親善試合。そして負傷者が続出した昨シーズン2004−05には5回のリーグ戦招集がされている、が、1試合も出場していない。そして今シーズン初の公式戦招集となったサモラ戦だが、残念賞ペーニャには出番がやって来なかった。

つい先日、チキ・ベギリスタインが「シルビーニョがEUパスポートを取得した時点ですでに契約期間の1年延長という契約項目が自動的に発動されることになっていた。」と、まあ、1年半前の出来事を最新ニュースのように語っちゃってくれて多くの人々が驚くこととなったが、それによるとシルビーニョは今シーズン限りではなく、来シーズンもバルサ在籍が決まっているようだ。しかも契約が残っているジオについても来シーズンはいないだろうと予想されていたが、その可能性も否定したチキ・ベギリスタイン。したがって、ペーニャに出番が回ってくる可能性はほとんどなくなったということだろう。