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バリエンテは何処に? カナダで開催されたU20の大会にスペイン代表選手としてプレーし、大会終了後もそのままライカーバルサのプレステージに合流。そしてアジア遠征にも参加したものの、ほとんど出番は与えられないままバルセロナに帰還。夏休みがまったくとれなかったため、アジアツアー終了後には1週間程度の夏休みをとった。その短い夏休みが終わり次第ペップチームに合流し、バルサB選手の一人として開幕戦に備えていたバリエンテ。 9月2日のバルサB開幕戦には当然ながら招集されたものの、不思議なことに試合出場していない。ベンチにいたことは確かだが、試合には出場していない。いったい、バリエンテに何が起きたのか、それがわからない。 9月5日はカタルーニャカップの試合。多くの選手が代表戦に参加して不在となっているため、何人かのカンテラ選手が3日におこなわれた練習に参加してきている。ポルテロのオイエル、デフェンサのボティア、セントロカンピスタのティアゴ、そしてデランテロのビクトル・バスケス、ガイ、ジェフレン。だが、ここにもバリエンテの名前が見られない。そして試合前日の4日にはほぼすべてのバルサBの選手がラ・マシアで練習しているのに、バリエンテの姿が見えない。バリエンテに何が起きたのか、それがわからない。 オルモよりは遙かに将来性を期待されていた選手だ。バルサインフェリオールカテゴリーでは、すべてのカテゴリーでカピタンを務め、スペインA代表をのぞくすべてのカテゴリーで代表選手ともなっている。だが、昨シーズンの例をみてもわかるように、ライカーはバリエンテよりもオルモを優先している。そのオルモが今シーズンからバルサを離れることになった。そのニュースを知ったとき、ようやくバリエンテに出番が回ってくるのではないか、誰しもがそう思っただろう。だが、今のところそうなっていない。そうなっていないどころか、彼の存在そのものが消えてしまっている。 U20の大会に参加している時に、バリエンテが中央メディアのインタビューに応えている。 もしライカーが彼を招集する気がないのなら、バリエンテはレンタルなり移籍なりでバルサを離れるべきだろう。彼にとって三部リーグでは学ぶことなど何もないし、モチベーション的にも盛り上がらない。そして今どうしたことか、バリエンテが消えてしまっている。果たして今週末の試合に彼の姿が見られるかどうか、気になるところ。 |
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