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Back キニエラで遊ぼう! Next
日本では toto 呼ばれるサッカーくじ。こちらでは「Quiniela(キニエラ)」と呼ばれ、賭け事とサッカーの大好きなスペイン人の間では人気のあるくじです。

●キニエラ

1部リーグ10試合と2部A5試合の、ホームチームの「勝ち(1)」、「引き分け(X)」、「負け(2)」を当てます(そのため、別名1X2(ウノ・エキス・ドス)とも呼ばれています)。
宝くじで夢を見る」で紹介した「Loterias y Apuestas del Estado」に用紙もがおいてあり、そこで賭けられます。
なお、1部リーグ10試合のうち1試合のみは、15番目の欄(下の枠外)にあり、これは、上記の14試合すべて当たった時初めて有効になります。下記のように記入して出すと、この用紙と一緒に返される紙が、引換券になりますので、なくさないように。

Quiniela

●1試合につき1つの記入

各節毎にチーム名が印刷された用紙が発行されます(無料)。1枚に「1X2」と書いた枠が8列あり、1枚で8種類かけられますが、買えるのは偶数種類だけで、最低2種類から、2、4、6、8種類の賭となります。1種類0.5ユーロ(2010年)。

15番目の試合については、いくつ賭けようとも、1枚の用紙につき1つしかマークできません。

●一試合に2つ以上のマークをつける

・ダブル 1つの試合に1X2のうち2つマークをつける。
・トリプル 1つの試合に1X2のすべてにマークをつける。

このやり方をする場合は1枚の用紙で一番左の1列しか使えません。そしてもちろん払う金額も倍々に増えます。例えば、上の用紙の例ではダブルを4つつけていますので、2、4、8、16倍となり、16種類かけたことになります。またトリプルの場合は、3、9、27・・・。例えば、ダブル3つとトリプル1つでは24種類になります。


●賞金

賞金は、10試合以上当てるともらえます。14試合すべて当てた上で、15番目をあてるのが、1位賞金となります。
賞金額は、その節の売り上げや、当たった人の数のよって変わりますので、当選者があまり多いと、10試合や11試合当てても賞金なしとなるときもあります。

こちらのサッカーは、地元有利が定石ですので、1ばかりの節は当てる人が多く、賞金割り当ても少なくなる傾向があります。