7月25日 金曜日

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アメリカ遠征へ

アメリカ遠征に向けて旅立つメンバーは総勢23人の選手で構成されている。今日の朝、フランクフルト経由でアメリカへ向かう選手たちだ。

バルサBからは4人の若者が幸運を手にした。ポルテロのアルベルト・ジョルケラ、ディフェンスのオスカー・ロペス、セントロ・カンピスタのラモン・ロスとダビ・サンチェスだ。そして彼ら以外にはルストゥ、バルデス、レイジゲル、プジョー、アンデルソン、ガブリ、チャビ、コクー、ジェラール、イニエスタ、ルイス・エンリケ、ルイス・ガルシア、サビオラ、クアレスマ、クルイベル、オーベルマルス、そしてなぜかダニ・ガルシアを含めた21人の選手たち。さらに現地待ち合わせという形でマルケスとロナルディーニョが合流することになる。

すでにサンドロ・ルセーとチキの構想の中に入っていないリケルメとエンケ、ボナノ、アルフォンソは地元に残り、レンタル先、あるいは移籍先を探すことになる。


1週間の総括

フラン・ライカーが指揮をとってからようやく1週間が経過した。 「ゼロからの出発」 それを目指してきたと語るフラン・ライカーだが、わずか1週間の練習期間という時間の制約があり、アメリカ遠征に誰を連れて行き誰を地元に残すか、そこまでの的確な総括はおこえなかったのが実状だろう。アメリカ遠征を前日に控えた昨日、練習を開始してから初の記者会見に応じているが、選手の選考やリケルメ放出問題に関しては歯切れが悪いフラン・ライカーだ。

「外国人枠は4人であるのに我々には5人の選手が在籍している。誰か一人を諦めなければいけない状況だったが、私とサンドロ・ルセー、そしてチキと三者で話し合った結果リケルメを放出することにした。彼は才能あふれた素晴らしい選手、しかも人間的にも非常にできている若者だ。プレーする機会もなくチームに置いておくことはできない。今年1年だけでも他のクラブでプレーして、さらに大きな選手となってくれればいいと思う。」

フラン・ライカーが監督に就任した時には、すでに外国人選手ルストゥの入団が決定されており、そしてそれからしばらくしてやはり外国人選手のマルケスの入団が決定した。新たに加入してくる選手はあくまでもスタメン選手としなければ意味がない。ルストゥとマルケス、そして今またロナルディーニョの加入が決まり、これでグランド内で起用できる3人の外国人選手はすでに決定となってしまった。この1週間の練習がいかに「ゼロからの出発」であろうと、すでに決定事項に関しては幕は閉じていたのだ。

「まだ我々には埋めなければならないポジションがいくつかある。特に左ラテラルとセントラルには補強選手が必要だと思う。デランテロの補強は一番最後の問題となるだろう。なぜなら急を要するポジションではないからだ。」

サンドロ・ルセーとチキにとって最優先事項であったメディア的クラックはすでに獲得した。彼らにとって今からしなければならないこと、それはフラン・ライカーが希望するポジションの選手獲得に動きまわることだろう。