Portero(ポルテロ)

キーパー

このポルテロという言葉と共にGuardameta(グアルダメタ)というのもよく使われる。またアルゼンチン出身のキーパーが最近多いが、彼らは自分のポジションのことをArquero(アルケロ)という。同じスペイン語を使う民族同士ながら単語が違うことはよくある。

「ほんとカナ事典」ではなく本当のフットボール事典によれば、1878年に各チーム一人だけが手を使っていいというルールができたそうな。それはもちろんキーパーというポジションになった。しかもこのルールの凄いところは手を使える範囲が自陣内のフィールドならどこでも、と定められていたという。30年間このルールが生きていたというから、当時はスケールの大きいキーパーが登場した可能性が強い。相手のシュートをキャッチしたキーパーが、手でボールをドリブルしながら敵の選手をかわして走っていく。センターライン付近まで突破したキーパーが強烈な「放り投げシュート」を!てなことがあったかも知れない。