Autogol(アウトゴール)

オウンゴール

Propia Puerta(プロピア・プエルタ)、略してP.P.というのがたぶん正式な言い方だと思うが、アウトゴールの方がわかりやすく、しかもスッキリしていていい。アウトゴール、これだと雰囲気で何となく意味がわかる。

このゴールは、かつてバルサに所属していたセルジ・バルジュアンという選手の得意技の一つだった。今となってはビデオの世界でしか見られなくなったのがさびしい。また代表試合という晴れの舞台で、当時バルサのキーパーをしていたスビサレッタが、もともと入らないシュートを自ら触ってゴールにしたあのおしゃれなプレーも印象的だ。

なおこのゴールのもっとも悲惨なところは、ゴールを決めた選手にゴール獲得数として記録されないところにある。またワールドカップの大会でオウンゴールを決めた選手が自国へ戻ったときに暗殺されたという暗い過去もある。ということで、得点王を目指すディフェンスの選手であっても、あるいは監督と喧嘩をしていてムカムカしている状態の選手であっても、このオウンゴールはなるべく避けなければならない。

気をつけよう赤信号と自殺点。