10月14日 火曜日

■1チャンネル(1.1MB)
待望の“バルサビデオゲーム”が誕生。もちろんカンプノウも登場するゲームだ。

■2チャンネル(1.1MB)
練習再開。

■3チャンネル(0.6MB)
「まだセントラルをやれとは公式に言われていないけれど、もしやれと言われればなんの問題もない。」

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孤独な3人の選手たち

ダニ、ボナノ、エンケの3人はいまだに練習を続けている。彼らの練習も他の選手たちがおこなうマシア練習場でおこなわれている。だが決して練習時間が重なったり更衣室で他の選手と一緒になることはない。なぜならそのように練習時間がプログラムされているからだ。スタッフ・テクニコは彼らと他の選手が一緒になるのを避けるようにすべての練習時間をプログラムしているのだ。

背番号もなく試合に出場する可能性がゼロの選手と、合同練習に参加してくる“一般”の選手との公の場での接触を避けたいと考えるコーチ陣たち。いかに計算外の選手たちであり選手登録もされていないとはいえ、それはやりすぎではないか。
「そんなことはないさ、それがフットボールの世界っていうもんさ。自分がバルサに来たときに、ドゥトゥエルも同じような境遇におかれていたのを知っている。でもその時、自分は彼のために何かしようとはしなかったからね。これはしょうがないことなんだ。」
そう語るのはボナノ。この夏に彼のところに来たオファーは現在の年俸の五分の一程度のものだった。だから彼はたとえ背番号がもらえなく選手登録もされずともバルサに残ることを決意した。だが、それでも今となっては冬にオファーが来れば喜んで検討しようとしている。

ダニは一切のコメントを拒否している。すでに負傷も癒え、ボナノやエンケと一緒に練習するまで回復している。エンケの場合は彼らのそれと異なることになる。今シーズンはフェネルバッチェへレンタルが決まった選手であり、自らそれを解約したためどこのクラブからも年俸が入らない状態だ。だが来シーズンになれば再びバルサの選手として戻ってくることになる。だが彼もまた冬のマーケットのオファー待ちの選手だ。


UEFA戦に向けて練習再開

先週末にはバルセロナを留守にしていたすべての代表選手が戻ってきた。だが完全な形で練習に復帰してきた選手ばかりではない。ロナルディーニョは練習に参加してきたものの完全ではなく、クアレスマは練習途中で早引き、クルイベルにいたっては練習そのものに参加できずじまいという状態だ。

少なくても明るいニュースがあるとすれば、ロナルディーニョが練習に参加できたことだろう。いまだに明日の試合に出場できるかどうかは判断できないものの、可能性はでてきたことになる。だがアンダー21の代表戦に出場したクアレスマは右足の痛みを理由に練習の途中で引き上げている。またやはり代表戦に出場したクルイベルは試合中に左足を痛めており、この日には合同練習には参加せずジムでの軽い運動のみですましている。彼らのUEFAカップへの出場が可能となるかどうか、それは今日の練習と試合当日の様子見ということになる。