10月15日 水曜日

■1チャンネル(1.1MB)
UEFAカップ決勝戦がおこなわれるのはスエーデンのゴーテンボルグの街。気が早いバルサはすでに“ゴーテンボルグへの道”を目指している。まあとりあえず、マタドール・プチョフに勝つことだ。

■2チャンネル(0.7MB)
「とにかく点を入れること、攻撃すること、それがバルサだ」
ルイス・ガルシアはスタメンで出場する。チャンスを活かしてみよう!

■3チャンネル(1.0MB)
マタドールのみなさん、観光ですか?
大きいでしょう、カンプノウは。博物館も充実しているでしょ。しっかりと写真を撮っていってください。

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)


ビクトル・バルデス確保作戦

スペイン代表チームにおいての将来のポルテロとして評価されはじめたビクトル・バルデス。昨シーズンからの彼の働きを評価するクラブが多いことはすでに知られていたが、今シーズン終了と共に切れるバルサとの契約内容を知って二つのクラブが彼の獲得を狙って動き出している。コルーニャとバレンシアだ。

ビクトルの契約延長交渉は先週から開始されていたが、ほとんど両者側の顔見せ程度でしかなく、本格的な交渉に入るのは明日からとなる。今シーズン終了と共に契約が切れるものの、クラブ側は一方的に3年間延長できる権利を有するこれまでの契約内容。だがバルサはその権利を行使する前に本格的に契約更新をおこなう意向のため、今回の契約延長交渉となっている。ビクトルの年俸は今シーズンまで15万ユーロ+出来高というもので、他の選手との格差が有りすぎることも交渉の理由だ。クラブ側が考えているのは今シーズンを含めて基本的に4年間の延長契約で、もちろん年俸も他の選手並みに上げるというものだ。

ビクトルは今週中に延長契約が終了する可能性が高い、そしてバルサ首脳陣が次にすることはモッタの契約見直し交渉ということになる。


チキの批判をほんわりとかわす

「チームの“変革”は今すぐにもおこなわれなければならない。フラン・ライカーはバルサのプレースタイルの確立に時間がかかりすぎていると言われてもしょうがないだろう。左右を大きく開いたエストレーモを起用するのがバルサのスタイルなのにエストレーモとしてはあまり機能しない選手、例えばルイス・エンリケとかサビオラを試してきている。だが、明らかに機能しなかったという結論はすでにでている。もうそろそろ各選手の特徴が把握できても良い頃だろう。我々はフラン・ライカーを信頼しているし、この状況に変化を与える何らかの手段を用意していることを期待している。」
月曜日のテレビインタビューでフラン・ライカーがこれまでおこなってきたことに対し多くの疑問符を投げかけながらも、同時に彼に対して大いなる信頼感も表明するチキ・ベギリスタイン。フラン・ライカーはまだバルサに来たばかりで彼にもう少し時間を与えて欲しいと要求するものの、“変革”の兆候を見せなければならないとも要求している。

そして昨日のインタビューでチキ発言に関して質問されたフラン・ライカーは、ほんわりとチキの意見をかわしている。
「確かにバルサはバルサとしての魅力あるスタイルを作り上げなければならないし、それが左右を開いた形であることも認識している。だが、これまで怪我人が多すぎたこともあり、専門家を起用することが可能とならなかったんだ。徐々に、徐々に、みんなが好きな攻撃的なスタイルにしていきたいとは思っているさ。」

今日の試合にはクルイベルとクアレスマがそれぞれ体調が完全ではないということで招集されていないし、チャビも昨日の練習後に左足の痛みを訴えたため招集から漏れている。またロナルディーニョは試合直前まで様子見と言うことで招集はされている。新たに招集されたのはガブリとセルヒオ・ガルシアだ。19人の招集選手は次の通り。
ビクトル、ルストゥ、マルケス、アンデルソン、プジョー、レイジゲル、ジオ、コクー、ガブリ、ジェラール、オスカー・ロペス、イニエスタ、ルイス・ガルシア、ルイス・エンリケ、モッタ、ロナルディーニョ、オーベルマルス、サビオラ、セルヒオ・ガルシア

●チキートのスタメン大胆予想●