8月24日 火曜日

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カタルーニャ・カップ

決勝戦で負けでもしたら“カタルーニャ・カップさえ勝てない”と批判され、例え勝利しても“たかがカタルーニャ・カップ”となる、なんとも困ったカップ戦だが、相手がエスパニョールともなるとチョイト力が入る。季節はずれのダービー戦といえ、そこはそれ、やはりダービー戦、どうしてもお互いに蹴飛ばし合いの多い激しい試合となった。

エトー、デコ、ロナルディーニョの三人衆初揃い組となった試合。エトー、デコとも前半だけでサヨウナラとなったが、さすがデコは一味二味違います。ゴールを決めたのは、まあ、どうでも良いとして、予想以上の運動量の多さに感心。テレビカメラが移動するごとに彼の姿が写るというのがそれを示している。スタートはダビッツモドキの位置となるのだろうが、ボールが転がってしまえば右に上に下に、あらゆることろに彼の姿が見える。そして今シーズンのバルサの一つの特徴、少なくてもプレステージのすべての練習試合を見た限りにおいての印象、それはPKエリア外からのシュートが非常に多いこと。モッタ、エドゥミルソン、ベレッティ、デコ、ジュリーがどんどん打ってくる。ちなみにジェラールも彼らの仲間入りをしようと試みるが、ボールをインサイドでしか打てない彼だからして遠くからコロコロと転がっていくボールはキーパーがいない時以外は入ることがない。まあ、それでも遠くから打つことはいいことだ。

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