8月27日 金曜日

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ガンペル杯

22時試合開始ガンペル杯の6時間前、つまり夕方の4時、パラウではソシオ審議会というのが開催され、延々と5時間も続くテレビ中継を見続けてしまった。抽選で選ばれた何百人かのソシオが参加し、現クラブ理事会のおこなった昨シーズンの経済政策や今シーズンの年間予算案をソシオの投票で認可しようとする審議会。それにしても、あのガスパー政権時代でさえ、すべての議題が認可されてきたこのソシオ審議会というのはいったい何なのだろう、と、いつも思うのであります。そして今回の審議会で思ったこと、それは、本職が弁護士であるラポルタだからして、さすがに彼の舌は上等のオリーブオイルを塗りまくったかのようになめらかに動くこと動くこと。すべての質問に、平気な顔して、本当か嘘かわからないけれど、機関銃のように答えまくるラポルタでありました。

もっとも興味深かったのはチキ・ベギリスタインによるフットボール面に関する説明。7人の加入選手一人一人に関して、彼らを獲得した背景とその理由、そして放出選手に関しても同じように説明していく。もっとも、残念ながら昨シーズンの加入選手であったマリオやクアレスマ、ルストゥに関してはたいした説明もなし。サビオラに関しては1年間だけのレンタルを予定していると語っていたが、当然ながら各ポジションに二人ずつという説明の中にサビオラの名前は見られなかった。サビオラレンタル案の最大の張本人はこのチキ・ベギリスタインということが確認されました。

さて、ガンペル杯。相手がどこであろうと個人的には親善試合とか練習試合に行くのはどうもチョイトその気にならないけれど、この大会に何と9万8千人。とても良いことですが、シーズン中の普通の試合にもこれだけの人が来るようになるとさらに良い。でも、そのためにはソシオが来ないとそうはならないところが問題。発売されているチケットが完売となってもカンプノウがガラガラという変な現象が起きるのがここの大問題だからだ。

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