11月26日 金曜日

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つまんねえ試合

「どこのチームもそれぞれ独自の戦いのスタイルがあるわけだから、スタイルそのものについてはどうこう言いたくはない。この試合でもセルティックはセルティックらしい戦い方をしてきたわけで、ゴール前に8人や9人の選手を配置して守りきり隙あればカウンターアタックを狙ってきた。それについてどうこう言いたくはないけれど、アンチフットボールであることは間違いない。見ている人々のことを考えると残念なことだし、フットボールを愛している人々にもまるで興味のない試合内容となってしまった。いやあ、そういうことは言いたくないけれど、アンチフットボールはあくまでもフットボールに対するアンチだからして、やはり否定されるものだろうと思うけれど、アンチフットボールな試合展開もフットボールの一つなわけで、それぞれの戦い方を尊重したい。」

カトリックチームとプロテスタントチームが最大のダービー戦となるこの国だからして、フットボール文化のないところで育っただけではなく宗教とも無関係の人生を送ってしまった人間には、ここのフットボールスタイルは理解できないのは当然かも知れない。それでも、理解できようと理解できまいと、このフットボールスタイルは好きになれない。かつてカンプノウで見た亀の子リバプールとか、カチカチインテルや1点ユーベも好きになれなかった。グループ1位だろうが2位だろうがどうでもいいこと。決勝戦に行けるかどうかということも実はどうでもいい。ただ面白い緊迫した試合が見れればいい。すでに次のラウンドに進めることが決まったバルサと対戦するチームが、アンチフットボールではなくフットボールをしようとするチームだったらいい。

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