2月10日 木曜日

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モッタとイバン

モッタが真夏のサンパウロを離れ真冬のバルセロナに戻ってきたのはAt.マドリ戦の翌日となった月曜日の早朝。さっそく次の日からカンプノウでの走り込みやジムでの筋肉増強運動をおこなっている。
「半年のリハビリが必要と診断されからすでに4か月たったけれど、ドクターたちの最新の診断によれば当初の見通しよりだいぶ快調にリハビリが進んでいるという。最も苦しい時期はもう過ぎたし、これからはリハビリの最終段階に入ることになる。チームの状態?良いと思うよ。At.マドリに負けたといってもまだ2位との差は4ポイントもあるんじゃないか、まあ問題ないよ。」
火曜日からバルセロナでのリハビリが始まったモッタだが、彼のこなさなければならないメニューは多種多様だ。手術したヒザをキッチリと固定するために走り込みが必要だし、弱った筋肉を元のように強力なものにしていかなければならないからジムでの多くの器具を使った運動も必要。砂浜での走り込みや山での走り込みも重要なメニューの一部となっている。
「今から20日後にはみんなと一緒にボールを蹴って練習することを目標にしている。」
今から3週間後にはモッタがフットボール選手らしくなってカンプノウでの練習に参加してくるかも知れない。

そのモッタと同じようにバルサカンテラ育ちのイバン・デ・ラ・ペーニャが初のスペイン代表に選出された、が、それはどうでもいい。そんなことは個人的には興味はないが、エスパニョールでの彼の好調さを見るのはとてつもなく嬉しいことであり、そして同時に複雑な感じもある。
「バンガールが自分を必要なしとしたから出て行かなければならなかったけれど、バルサ時代のことは良い思い出だけをチャンと胸にしまってある。」
28歳となって代表に選ばれた彼はバルサ時代の過去をそう語る。もう28歳ということは、彼をミニエスタディで見ていたのはもう10年ぐらい前ということになる。ミニエスタディが誕生してから20数年の歴史の中で最も華やかだった時代、それがイバンやルジェー、セラーデスなどがいるバルサBチームが作り出した時代だった。あの頃はミニに5千人前後の観衆、今は5百人前後、さみし〜い。

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