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4月18日
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チャンピオンズの影に隠れたワールドカップ
■話題にならないワールドカップ しかもワールドカップに対する人々の関心度を見てみれば、それほど高いものでもないだろう。ヨーロッパ諸国と韓国・日本とは7時間の時差があることにより、人々にとって試合中継時間が理想的なものにならないことも影響しているかも知れない。しかもヨーロッパ人にとって、まだ先のワールドカップの話題より身近に迫ったチャンピオンズの話題の方が興味がある。バルサ・マドリのチャンピオンズにおける対決は、どのようなワールドカップ関係の話題をも越えてしまう。それは当然だろう、この対決はスペイン人にとってだけではなく世界中で「世紀の対決」と認識されているものなのだから。 スペイン国内においていまだにワールドカップの盛り上がりが見られない現象として、どこのテレビ局が試合中継するのか、それはオープンで見られるのかあるいはお金を払わないと見られらないのか、それさえもまだ決定していない現象をみれば明らかだ。昨日の親善試合を最後として、次は本番の試合となるにも関わらず、いまだに未決定なことが山積みとなっているワールドカップだ。 ■各国代表、最後のテスト 予想されない緊急事態が起こらない限り、昨日代表に呼ばれたバルサの選手たちは韓国・日本へ行くことになるだろう。だがサビオラだけは厳しい現実を抱えている。昨日の試合でも後半に登場した彼に与えられた時間はわずか15分足らず。アルゼンチン代表監督であるビエルサにとってサビオラは必ずしも必要な選手ではないようだ。バルサにおいてシーズン開始以来最高の瞬間を向かえているサビオラだが、それでもなお代表の道は厳しいものとなっている。 リバルドはスタメンで出場した。バルサドクターの要請にも関わらずリバルドがスタメン出場したということは、エスコラリーにとっては重要な選手の一人であるということの証明だろう。昨日の彼を見た限りでは、リハビリ中とは思えない動きをしていた。バルサにとっては明るいニュースではあるが、彼のバルセロナへの到着を待ち練習で同じような動きができるかどうかを確かめなければならない。バルサは土曜日のセルタ戦という重要な試合のあとには、来週の火曜日におこなわれるユーロクラシコが待っている。各国代表のテストが終わった今、選手たちはワールドカップのことを忘れ、これからのすべての試合に集中していかなければならない。 ・リバルド 肉体的にはOK ・サビオラ たったの15分 ・プジョー ゴールまで決める ・クリスタンバール 後半45分間にわたってプレー ・ココ 負傷中 |
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●パレーラ、今シーズンの補強選手獲得は大成功 バルサのスポーツ・ディレクターであるパレーラが、今シーズンに獲得した補強選手に関し語っている。ここ2年間で莫大な資金を投入して獲得してきた選手たちの働きに対し、メディアの間では何かと批判の多かった補強選手問題。だが現在の選手の活躍ぶりを見ればそれは誤りであると語る。 「今シーズン、我々は7人の選手を獲得した。そしてその7人の中で期待通りの活躍を見せていないのはジェオバンニだけだ。負傷という不幸な出来事もあったし、違う環境に慣れるのに時間のかかる選手なのだろう。いずれにしても残りの6人の選手はほぼスタメン選手と言ってもいい状況だ。ここ10年間このような状況はなかった。我々はもちろん満足している。」 ●セルジの新たな目標はベルナベウでの出場 ●アンデルソン、ダニ、合同練習に参加 ●クライハート、練習途中でサヨナラ ●ボナノ、OK |
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