バルサ勝利のために！

勝利を目指して、ひたすら勝利を目指して、すべてのバルセロニスタが力を合わせて戦うことが要求される今日のユベントス戦。カンプノウにかけつけるもよし、スタディアムの近くのバールでテレビ観戦するもよし、家の中で拳を握りしめながら応援するもよし、どのような観戦の仕方であろうと、世界中のバルセロニスタのパワーをバルサの選手たちに送ってみよう。今晩は世界中のバルセロニスタのフィエスタだ。
バモス、バモス、バルサ！

グラウンドは大歓声に包まれている
私たちはブラウグラナ
どこから来たなんて問題じゃない、
南からだろうが、北からだろうが。
我々は知っている
一つの旗が我々を団結させることを。
旗が風を呼び
力強い叫びをうむ
我々の名前は
世界中の人が知っている

バルサ！　バルサ！　バァァァルサ！

選手たち、ファンの人たち
すべてが一つになったとき力をうむ。
悲しみに沈んだときもあったし
ゴールに喜びの声を上げたときもあった。
長い歴史が証明している、
我々を屈服させることは決してできないと。
旗が風を呼び
力強い叫びをうむ
我々の名前は
世界中の人が知っている

バルサ！　バルサ！　バァァァルサ！

最初はオーベルマルスの負傷が、次はルイス・エンリケの負傷が、そしてクルイベルはインフルエンザに倒れ、最後はサビオラがカード制裁で不可能となった。不可能となったこと、それは４人のデランテロを同時にスタメン出場させるというバンガールの希望のことだ。それはアンティックがバルサベンチに座るようになってもいまだに実現していないことでもある。これまで１５試合指揮をとってきた中で、４回だけこの４人が同時にグランドに立ったことがある。だがスタメンで一緒に登場することはこれまで何かが障害となって実現したことのないことだ。そしてその４人デランテロがついに今日実現することになる。バンガールにとって夢だったクルイベル、サビオラ、ルイス・エンリケ、そしてオーベルマルスによる４人デランテロがアンティックの手によって今日実現することになる。

最も攻撃的なバルサ、それが今日のユベントス戦で登場する。ディフェンスの固さを誇るイタリアのチームに対して、最も攻撃的な布陣で望もうとするアンティック。
「誰もが知っているように、カルッチオのチームは試合内容だとか、ボール支配だとか、あるいは試合そのものの主導権をとることなどには興味のないクラブが多い。ユベントスも決して例外ではい。そして彼らの恐ろしいところは、相手チームに押されながらも、９０分たってみるとゴール数そのものは彼らの方が多いことがあることだ。我々は０−０という試合結果でじゅうぶんではあるけれど、最初からそれを狙って試合展開をしたら火傷をすることがわかっている。こういう試合こそ勝ちにいかなければならない。」

デレ・アルピでの試合では、バルサはチャンピオンズでの試合では始めてこの４人の選手が同時に招集されていた。だがそれでも４人一緒にグランドにたつことは実現していない。そして今日は地元カンプノウでの試合。０−０という危険な引き分け狙いは決してしてはならないアンティックバルサ。ゴールを決めることを義務づけられているユベントスは、それでも守備的な試合展開を望んでくることは間違いない。攻撃、攻撃、ひたすら攻撃することによって試合そのものを決めてしまいたいバルサ。今日は超攻撃的な布陣でこのユベントス戦にのぞむ。