10月31日 金曜日

■1チャンネル(1.6MB)
左サイドで素晴らしい活躍したあなたに、チキートから“左サイドの主役は君だ賞”を贈ります。

■2チャンネル(1.2MB)
背中パスというものを初めて見せてくれたあなたに、チキートから“バルサの主役は君だ賞”を贈ります。

■3チャンネル(1.0MB)
“左サイドの主役は君だ賞”受賞者と“バルサの主役は君だ賞”受賞者による記念記者会見。
ロナルディーニョ「いや光栄っちゅうのはこういうのを言うんかいねえ」
ルイス・ガルシア「これからの励みになりますたい」

(映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから)


これぞフィエスタじゃ!

ミニコンサートや郷土名物料理サービスなどによる試合前の“作られたフィエスタ”ではなく、カンプノウの芝の上で繰り広げられる本当の意味でのフィエスタを待ち続けたバルセロニスタ。これまで4試合待ち続けた彼らにとって、試合開始から30分ぐらいの退屈な待ち時間はどうということのないものだった。なぜなら、待ちに待った本当のフィエスタがその後に繰り広げられることになったからだ。

カテゴリー降格ラインに入っているムルシア相手の試合であり、しかも平日の水曜日の試合ということを考えると、5万人ちょっとという入場者数は仕方のないものだったかも知れない。だが数字的に見ればやはり下降現象をたどっている入場者数だ。新チームお披露目となったガンペル杯に9万人、深夜のパーティーとして開幕したセビージャ戦に8万人強、そしてオサスナ、バレンシア、コルーニャ戦と下降線をだどり、ついに6万人を切ってしまったカンプノウ入場者数。空振りのフィエスタに疲れ切ったバルセロニスタは本当のフィエスタに飢えていた。カンプノウにかけつけた昨日の5万人バルセロニスタは、最初の真性フィエスタに参加できた幸運な人々となった。

カンプノウ初先制点、カンプノウ初勝利、カンプノウ・バルサデランテロ初ゴール、ロナルディーニョ初アシスト、リーグ戦初の2連勝、初ものづくしバルサのフィエスタの続きは連勝街道をさらにさらに突っ走っていくことだ。


言いたい放題オランダ人

パトリック・クルイベルがカンプノウでのブーイング騒ぎに関し、
「もしこのような状況が続くとするならバルサを出ていくことになるだろう。」
と発言したのが問題になったことがあった。そして今シーズン、アーセナルからレンタルされてきているジオは自分の公式HPの中で次のように語っている。
「来シーズンはアーセナルに戻りたい。バルサには出場チャンスが与えられたことで非常に感謝しているが、自分はアーセナルの選手だと自覚している。」
そして今度はスタメンはおろかベンチにも招集されなくなったオーベルマルスもその軽い口をさらになめらかにしている。
「クラブは契約期間がまだ残っている間に自分を売りたいと考えているんだろう。そうじゃなきゃ、この状況は説明つかない。」

これらのオランダ人選手に対し、特に状況分析がまったくなっていないオーベルマルスに対し、クラブ副会長のサンドロ・ルセーとチキ・ベギリスタインはいつでも話し合いに応じますよと語りかけている。
「出場機会が少なくなったり、あるいはベンチにも呼ばれなくなった状況というのはプロ選手にとっては非常に苦しい状況であることは理解できる。だがそれだからと言って、スタメンで出場している選手に対して配慮を欠く発言は見苦しいし納得いくものでもない。今すぐでもいいし、あるいは冬のマーケットがオープンする直前でもいいし、いつでも話し合いに応じる用意があるから、もし不満があるならいつでもいらっしゃい。我々の基本的な方針としてはチームカラーを感じない選手は必要ないと思っている。」
ビエン!サンドロ!
ビエン!チキ!