■２チャンネル（1.4ＭＢ）
遅ればせながら先週末の試合で勝利し、グループ首位に躍り出たバルサＢ。勝利を決めたゴール！

■３チャンネル（1.0ＭＢ）
アニモ！イニエスタ！
あれ、この映像はまだガキの頃のだ！

FIFA推薦スター選手、イニエスタ

１１月２７日から１２月１９日までアラブ首長国連邦で開催されるワールドカップ・アンダー２０の大会に関して、主催者のFIFAがその大会でのスター選手の一人にアンドレス・イニエスタを取り上げて特集している。そのタイトルは“スペインのマタドール、イニエスタ”。この中でイニエスタを次のように紹介している。

「アンドレス・イニエスタはバルサのカンテラ組織から生まれた宝石。これまでマシアはグアルディオーラ、デ・ラ・ペーニャ、チャビなどの４番選手を生み出してきたが、イニエスタは彼らに負けない将来性あふれる４番の選手だ。将来的にはシュステル、ラウドゥルップなどと比較される選手となるかも知れない。イニエスタの特徴としては、グアルディオーラよりはさらに攻撃的であり、デ・ラ・ペーニャよりは危険を犯さない選手であり、チャビよりは鋭さを持っている感じだ。」

スペイン代表監督であるイニャキ・サエスは彼を最もよく理解している監督の一人だ。これまで各アンダーカテゴリーで監督を務めてきた時には必ずイニエスタを招集してきたイニャキ、その彼が次のように語っている。
「私がイニエスタに教えることよりも、彼に教わることの方が多い。」

国王杯対戦相手決定！

バルサ会長選挙の大本命と見られていたバサットがスタッフテクニコの親分に選んだのがペップ・グアルディオーラだった。そして会長選挙中、そのペップが新星バルサの核となる監督として考えたのがホアン・マヌエル・リージョ。だがバサット陣営はラポルタ・ドット・コム・チームに完膚無きまでの敗北を喫し、ペップのバルサへの帰還もリージョの監督就任も幻となった。スペインを代表する超ビッグクラブであるバルサの監督候補から、今シーズンから二部Aに昇進したばかりのシウダー・デ・ムルシアの監督就任という落差ある現実を受け入れなければならなかったリージョ、その彼が監督を務めるチームとバルサは国王杯を戦うことになった。

これまで第９節を終了している二部Aだが、シウダー・デ・ムルシアは首位のヌマンシアに７ポイント差で９位につけている。９戦して２勝１敗６分けという成績のこのクラブのデランテロは昨シーズン、マジョルカからレンタルされてバルサＢに来ていたグイサ。良いところがまったくなく１年でレンタルを解除された選手だ。スター選手としては元レアル・マドリにいたミケル・ラサ、元コルーニャにいたトゥール・フローレス、そしてジョカノビッチなどがいる。

シウダー・デ・ムルシアのスタディアムで１２月１７日におこなわれるこの試合はホームアンドアウエー方式ではなく一発勝負となる。