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1月25日 日曜日
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■1チャンネル(1.6MB) バモス バルサ! ■2チャンネル(1.4MB) ■3チャンネル(1.3MB) (映像を見るにはQuickTimeが必要です。ダウンロードはこちらから) |
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“深夜のフィエスタ”から4か月 2003−04シーズンにおける半期決算がクラブ副会長のフェラン・ソリアーノから発表された。260万ユーロの黒字、そしてソシオ数11万1千人を超えたこと。クラブ財政はわずか半年で上向きになっており、クラブに対する期待の大きさがソシオ数の増加となってあらわれている、そういう総括だ。だがこの発表がカンプノウでおこなわれたのは、サラゴサとの国王杯戦の翌日だ。ソシオにとってそれほど喜びををもって迎えられたニュースではない。彼らの関心事はチームがどのようにうまく機能し、少なくても、そう、少なくても、カンプノウでは楽しい午後の一時をおくれるかどうか、そういうことだからだ。 彼らにとって幸いなことに、今日の試合はカンプノウではない。セビージャに行ってのアウエーの試合だ。したがって楽観的なソシオは自宅のソファーに横になりながら11.99ユーロを支払ってのペイ・パー・ビュー・テレビ中継を見ればいいし、悲観的なソシオは試合終了後のTV3の番組“ゴール・ア・ゴール”のフットボールニュースでも見ればいい。これはテレビさえ持っていれば見ることが可能となる無料番組だ。したがってそれぞれの関心の度合いによって楽しめるアウエーの試合となっている今日のセビージャ・バルサ戦。 今から4か月前におこなわれたカンプノウでのセビージャ戦とは状況が大幅に変わってきているバルサだ。それは平日の夜中を過ぎてからの試合だったにも関わらず8万人以上の観客を呼んだパッションが詰まった試合。新星バルサに対する希望と期待、そして今シーズンこそはという熱いパッションがこれだけの人々をカンプノウに運んだ。だが、カンプノウでの試合が経過するに従って観客数は驚くほどのペースで落ちてきている。先日のサラゴサ戦は国王杯の試合であり、しかも平日ということを考慮しても5万人を切る結果となっている。すでにフラン・ライカー・バルサにパッションを感じるバルセロニスタはいない。あるいは非常に少ない。 勢いに乗るセビージャを相手に戦うバルサに彼らほどの勢いはない。カンプノウ2連戦でビルバオに引き分け、サラゴサに敗れたバルサに勢いがあるわけがない。多くの負傷者を抱えていることを言い訳にするものの、試合ごとにシステムと選手を変えていく監督のもとに選手たちは戸惑いさえ見せ始めている。なにもいい材料が見つからないバルサ。だが、それでも勝利を義務づけられていることにはかわりはない。フラン・ライカーの将来は今日のセビージャ戦と来週木曜日のサラゴサ戦の結果次第で決定されることになる。 ジェラールはカード制裁で出場できない。またガブリ、モッタ、ルイス・エンリケ、イニエスタ、プジョーは負傷中。 ■招集メンバー |
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