3月2日 火曜日

■1チャンネル(1.7MB)
リーグ戦193試合出場おめでとう!

■2チャンネル(1.0MB)
このボケ審判どもにメガネを買うことを要求する!

■3チャンネル(0.8MB)
もうブロンビーの選手たちはバルセロナ入り。
「地元で負けてしまったんだから当然ながらカンプノウでの試合は難しいものとなるさ。それでも来たからには勝利を信じて戦うだけ。いずれにしても5年も在籍したクラブのスタディアムに戻ってくることは感激深いものがある。」

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23番と32番を勘違いしたボケ審判

審判技術審議会の親分であるディアス・ベガにとって、トリスタンテ・オリバ審判がこれ以上どのような誤りを犯せば彼のカテゴリーを下げることに納得するのだろうか?
ラウル・ペナルティーの翌日のように、すべての一部審判をマドリッドに招集し“数字を間違えない”ための検討会をおこなう用意がディアス・ベガにあるのだろうか?
この40才を過ぎて初めて一部カテゴリーで笛を吹くことを許された審判に対し、わずか11試合というその少ない経験の中で大きな誤りを二つも犯したことに対する制裁はおこなわれるのだろうか?

「ティアゴ、元気をだせよ!みんなあれは審判のミスだということを知っているんだし、もう忘れるしかないよ!」
モッタにそう語りかけるジェラール。試合が終了し飛行場に向かうバスの中で大勢の選手が浮かれはしゃいでいるというのに一人だけションボリとしている選手がいる。もちろんティアゴ・モッタだ。彼にとって今シーズン3回目となる退場騒ぎ。審判のミスだろうがなんだろうが決して笑顔なんぞ作れるものではない。彼に示された最初のイエローカードは、バレロンに対し反則を犯したコクーに与えられるものだった。だがトリスタンテ・オリバは1回目のミスを犯し、コクーではなくモッタにカードを示してしまう。そして2枚目、32番の背番号を付けたオラゲールが犯した反則を23番を付けたモッタのものと勘違いするボケ審判たち。この2度の誤りによってモッタにはまったく身に覚えのないイエローカードがレッドカードとなって襲ってくる。しゃれにもならないお話だ。

これまでの長いリーガの歴史の中で、一部にデビューしたての審判がこれ程までに大きなミスを短い間に続けて犯すことはあり得なかった。わずか2週間前、ベルナベウでの信じられないラウル・ペナルティーを発明し、今度は23番と32番の背番号を見間違えるという冗談にもならないミスを犯したトリスタンテ・オリバとその仲間たち。彼らにもう決して一部リーグはおろかジュニアークラスでの試合でも笛を吹かしてはならない。


コクーの銅像を建てよう委員会

決してメディア的クラックであったこともないし、彼もまたそんなことを望んだこともない。ボールを自由自在に扱うテクニシャンであったためしもないし、これからもそうはならないだろう。それでも、どこのチームにも必ず必要となる選手であり、どの監督でも彼のような選手を必ず必要とすることは間違いない。それがコクー、デポルティーボ戦でバルサ外国人選手としてリーグ戦最多出場記録を達成したコクーという選手の存在だ。

これまでのリーグ戦最多出場記録はクーマンの192試合、それを同じオランダ人選手のコクーが記録を塗りかえたデポルティーボ戦。ヌニェス、ガスパー、レイナ、ラポルタとクラブ会長が、バンガール、セラ・フェレール、レシャック、アンティック、ライカーと監督も目まぐるしく替わっていく激動時期を生き抜いてきた。決してリーダー的存在ではないとは言え、ボスマン判決以降にバルサに入団してきた外国人選手としては最高にクラブに貢献してきた選手であることは間違いない。だから、そう、だからこれまで一度たりともメディアが彼を批判したことはないし、要求の厳しいバルセロニスタからの彼に対する批判が聞かれたこともない。

昨シーズン終了と共にバルサとの契約が切れたコクーだが、ラポルタ新政権が誕生してから1年間だけの契約を結んでいる。クラブが提示してきた年俸額はそれまでのものより低かったにも関わらず、他のクラブに移籍するよりバルセロナに残ることを望んだコクーは来シーズンもバルサに残ることを望んでいる。クラブとの延長契約交渉は今月中におこなわれる予定だ。