4月22日 木曜日

■1チャンネル(1.7MB)
ウリストは大試合になればなるほど実力を発揮した選手。クラシコの戦いでも貴重なゴールを決めている。その彼を讃える親善試合がカンプノウで5月におこなわれることに決定。

■2チャンネル(1.3MB)
ロマリオ、シェブチェンコ、バン・バステン、バッジオ、マルディーニ、マラドーナ、プラティニ、ウゴ・サンチェス、グリー、ハジなどが出場予定と言うが、この三分の一の人が来ればいいほうかな。

■3チャンネル(0.8MB)
「子供たちの顔が見れるように、早くピッカと目を開けて欲しい。」
近いうちにアルゼンチンに飛ぶという。

■カナルクラシコ・5チャンネル(0.8MB)
■カナルクラシコ・6チャンネル(0.7MB)

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勝負が決まっているクラシコまで、あと3日

春がやって来た地中海に面する街で、家族に囲まれて幸せそうな毎日を送っているウリスト・ストイチコフはル〜ン、ル〜ンと浮かれ気味に語る。
「間違いなくバルサの勝ちだ。これほど勝負がはっきりしているクラシコもねえんじゃないかい。ギャラクシーなチームと呼ばれているマドリの何万光年も先を行っちゃってるバルサだからな。日曜日の深夜になればマドリとの差は4ポイント。残り4試合だからして、こりゃ、ひょっとするとひょっとするぜ。」

マラガ戦での勝利に、それもスペクタクルな前半の試合展開にいまだに酔いしれているウリスト・ストイチコフは続ける。
「マドリがあんな試合展開をしたのを見たことがないし、これからも見られることはないだろう。あのチームは個人のテクニックでどうにかこうにかなっているチーム。それでもどうにもならないときは笛吹選手が助けてくれているから今の位置にいるんだろうが、チームブロックとしては恐れるものは何にもない。オサスナに負けた時もひどかったが、At.マドリとの試合も決して誉められるもんじゃなかった。試合に勝てたのは誰もが知っているように、ラウルのポルテロに対するファールがあったからであり、エルゲラの明らかなオフサイドを見逃した笛吹選手の功績。」

修羅場を経験してきた一人の元バルサ選手として、ベルナベウでの試合を初めて経験する若者たちに一丁前にアドバイスするウリスト・ストイチコフ。
「もし偉大な選手になりたいと思うなら、こういう場でしっかりと足を地につけて頑張ること。もっともカンテラ出身選手なんかは、これまでの経験でダービー戦とかクラシコの重要性を体に染みつけているだろうから問題はないだろう。彼らにはウエンブリーの試合でクライフがオレ達に言った言葉を贈ろうと思う。
『しっかりと楽しんでこい!』
そうなんだ、こんな試合にでられることは誰もが可能なわけじゃなく、選ばれた選手のみが可能となることなんだから、一生懸命に楽しまなくちゃ。」