10月9日 土曜日

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今週最後の練習

マルセーユとの親善試合がバルサB所属選手主体で戦われたように、その翌日の練習も相変わらずバルサBの選手の方が圧倒的に多いものとなっている。一部チームから参加してきた選手はバルデス、オラゲール、ナバーロ、ベレッティ、そして一人走り込みのジェラールのみ。こういう風景の練習は来週の半ばまで続き、多くの各国代表選手が戻ってくる木曜日からやっと本格的な練習に入る。と、言ってもエスパニョールとの試合は土曜日だから練習日は二日間しかない。

新聞の細かい記事を読んでいないのでフラン・ライカーがマルセーユ戦でどのような総括をしたのかわからない、が、たいした結論は得られなかっただろう。モッタ、エドゥミルソンが抜けたポジションにティアゴとアルナウを置いて試したようだが、どうでもいい試合に臨時的に彼らの誰かを起用することはできても長いシーズンを通しての計算できる選手たちではないだろう。ティアゴが何故マルセーユ戦にスタメン出場したのかわからないが、彼はこれまでのバルサBの試合でほとんど出場していない選手だ。つまりグラタコス監督は彼にそれほど期待していないということではないだろうか。そう言えばアルフィーも出場していたが、今シーズン初めて見た。彼もまたバルサBでは出番すらなく、どうゆうわけか試合に招集さえされていない。この試合で、たった90分の一試合で、わかったことと言えば、メッシーだけは確実に一部チームへの道を歩んでいる選手であり、その他の選手は厳しい道が待っていそう。モラ、フラゴッソ、ベルドゥ、リエラ、そしてアンダー21に招集されていてこの試合には出場できなかったペーニャ、ここら当たりがうまくいけばチャンスを得られるかも知れない。

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