12月12日 日曜日

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ラモン・クガット医師を訪ねて三千里

ガブリ、ルジェー、アルナウ、グアルディオラのバルサカンテラ育ち選手や元バルサ選手だったメンディエッタらがバルサ関係の医師団に手術や手当を依頼するのではなく、エスパニョールというクラブとの関係が濃厚なラモン・クガットという専門医を訪ねていくというのは不思議な話だ。バルサドクターたちがどうなっているのかよく知らないが、いずれにしてもあまりいい話は聞いたことがない。早急な手術が必要だったエドゥミルソン以外のすべての半年リハビリ病の選手はクラブ外のドクターを訪ねて手術してもらっている。したがって、選手とクラブドクター陣との間に信頼感があるのかと言えば、やはり“ない”という方に賭けるのが普通だろう。

ラポルタ内閣となってから、それまでクラブで働いていた人の首切りや左遷が多く実行されたが、バルサ一部チームの専門医だったドクター・プルーナさんをバルサインフェリオールカテゴリーの専門医として左遷したのは間違いだったのじゃないだろうか。鉄腕弁護士コローナスを首切りにしたのも納得いかなかったけれど、選手とドクター陣が繰り広げるドタバタ劇を見ているとやはり選手に人気のあったドクター・プルーナさんを呼び戻すべきだと思ってしまう。毎日の選手との対話を大事にし、それをもとに選手の体調調整に気をつかっていたと言われていたドクターだからして、ひょっとしたら長期負傷を避けることができた選手がいたかも知れない。

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