モッタの早い復帰
(06/02/10)
モッタのリハビリが超順調に進められている。今週の初めからマシア練習場に顔を出している彼はまだグループ練習には参加していないものの、トレーナーと組んでの走り込みやボールを使っての練習に取り組むまで回復してきている。そして来週からは念願のグループ練習に参加してくる見込みとなっている。
1月14日、ビルバオ戦を2日後に控えての練習で不運な負傷に見舞われたモッタは2日後に手術をしている。バルサドクター陣が予想したリハビリ期間は大体6週間。つまり3月の最初には現場復帰が可能となるのではないか、そういういつものいい加減な予想だった。だがモッタのリハビリは予想よりずっと順調に進められてきているようだ。もうリハビリのベテランといっていい彼のことだから、その要領は誰よりも知り尽くしているということもあるかも知れないが、何よりも負傷そのものが複雑なものでなかったことが不幸中の幸いだったようだ。
「今週おこなってきた走り込みやボールを使っての練習で、一度も痛みを覚えなかったのが、リハビリが快調に進められている証拠だと思う。来週には合同練習に参加できる見通しがついたのが嬉しい。」
そう語るモッタは早ければカンプノウでおこなわれるベティス戦に出場可能となるし、遅くともスタンフォード・ビーチ(芝の状態が恐ろしく悪いことから最近はこう呼ぶ。もっとも、芝の状態を治さないのも策士モウリーニョの作戦だという噂もあるらしい。細かくパスをつないでいくバルサにはグランド状態が良ければ良いほどグッドニュースとなるが、バカ〜ンと後ろから放り込むチェルシーフットボールには何の影響も与えないようだ。)でのチェルシー戦には間に合うようだ。モッタの早い復帰、久しぶりの明るいバルサにニュースとなる。ちなみに、モッタは使えるうちに使った方が良い。いつ練習中に怪我するかわからない選手であるし、元気なうちに使い切ってしまおう。
というわけで、モッタの復帰によりチェルシー戦用のスタメンパズルが埋まることになった。
バルデス、オラゲール、プジョー、マルケス、シルビーニョ、エドゥミルソン、デコ、モッタ、ジュリー、ロナルディーニョ、エトー。そしえ控えにはジョルケラ、ベレッティ、ジオ、ボメル、イニエスタ、メッシー、ラルソン。ついでにバルセロナ居残り組はガブリ、エスケロ、いつもマクシ。
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